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矢久のカヤ

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)やきゅうのかや

貫禄のある幹

  • 指定等区分 長野県天然記念物
  • 指定年月日 平成19年(2007年)1月11日
  • 種別 植物
  • 所在地 松本市中川6229
  • 所有者 松本市

中川地区矢久(やきゅう)の召田家門中の墓地内にあるこの木は、イチイ科の常緑針葉樹で、和名をカヤノキといいます。樹高は約18メートル、目通り幹囲は約4メートルあり、カヤノキとしては長野県内有数の大木です。樹勢・樹形共によく、長野県の天然記念物に指定されています。
この木の由来は定かではありませんが、長く墓の守り木として大切に保存されてきました。当初はカヤノキの他にカツラが植えられていましたが、昭和の時代に落雷があり、カツラは幹が割れ枯れてしまったようです。一方で、カヤノキは無傷で残りました。
昭和の初めよりカヤノキは大量の実をつけるようになり、子供たちに笛の材料として親しまれたり、実は食材として使われるようになりました。現在まで地域に親しまれている大木です。このページのトップに戻る


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