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大野田のフジキ

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)おおのたのふじき

  • 指定等区分 長野県天然記念物
  • 指定年月日 昭和43年(1968年)5月16日
  • 種別 植物
  • 所在地 松本市安曇タテ394
  • 所有者 伊勢二ノ宮神社

見かけない木だから「ナンジャモンジャの木」

長野県天然記念物「大野田のフジキ」は、安曇地区の入口にある集落・大野田の氏神、伊勢二ノ宮神社の境内にあります。遠くから見た社叢はケヤキの大木が目だちますが、鳥居をくぐって参道を上ると、神楽殿に寄り添うように立つフジキの太い幹に目を引かれます。
このあたりでは見かけない種類なので、地元では「ナンジャモンジャの木」とよばれていました。幹の周囲3.5m、高さ20mに及ぶ大木です。
フジキは、本州(福島県以西)、四国、九州に分布するマメ科の植物です。長野県内では、諏訪大社上社の社叢(神社の森)に数多くの大木があり、そのほか各地に点々と分布しているということです。
大野田のフジキは7月ごろに白い花を咲かせていましたが、樹勢が弱ってきたためか、このごろは花の便りが聞かれません。古くから親しまれてきた老木の今後が心配です。このページのトップに戻る


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