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絹本著色真言八祖像

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)けんぽん ちゃくしょく しんごん はっそぞう

  • 指定等区分 長野県宝
  • 指定年月日 昭和45年(1970年)10月22日
  • 種別 美術品
  • 所在地 松本市刈谷原町692
  • 所有者 洞光寺
  • 時代区分 室町時代

真言密教八祖、ここに集う

旧善光寺道の刈谷原宿(現・松本市刈谷原町)にある、真言宗洞光寺に伝わるものです。
真言八祖像とは、真言密教の開祖龍猛から龍智・善無畏・一行・金剛智・不空・恵果と我が国に真言密教を伝えた空海までの八祖を八幅(8枚)一組の画像としたものです。
真言密教は、教義の伝承の系譜を重視するしきたりがあり、「真言八祖像」は特に本堂の内陣に大切に祀られます。
この八祖像は、室町時代初期の応永13年(1406年)に制作され、一幅の大きさは縦76.5cm、横43.3cm、絹地に著色した八幅一組の軸物です。
室町時代の作として八幅がそろっていることは県内に例がなく、通常は牀座に坐す姿で描かれますが、本幅のように敷物にすわっている姿は珍しいものです。
例年3月15日から21日と、11月の文化の日前後一週間の年2回一般公開されます。このページのトップに戻る


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