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銅造菩薩半跏像

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

(読み方)どうぞう ぼさつ はんかぞう

  • 指定等区分 長野県宝
  • 指定年月日 平成10年(1998年)10月26日
  • 種別 彫刻
  • 所在地 松本市波田6011
  • 所有者 盛泉寺
  • 時代区分 奈良時代

県内では数少ない古代金銅仏

この像は、もとは若澤寺のものでしたが、若澤寺が廃仏毀釈によって廃寺となった際に、現在の盛泉寺(じょうせんじ)に移されたものです。
総高22cm、蝋(ろう)型を原型とした銅像で、表面は火事にあったためか肌荒れがあり、鍍金(めっき)は確認できません。右手を軽く頬に当て、台座に右膝を曲げて坐り、左足は膝から踏みさげた半跏思惟(はんかしゆい)像です。
この像のような半跏思惟像は飛鳥時代から奈良時代にかけて多く作られ、この像も奈良時代末頃の特色をもつとされています。長野県内では数少ない奈良時代以前の仏像の例として注目されます。このページのトップに戻る


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