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神宮寺文書

更新日:2025年9月12日更新 印刷ページ表示

(読み方)じんぐうじもんじょ

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 令和7年9月2日
  • 種別    古文書類
  • 所在地   松本市大手3-2-21(松本市立博物館)
  • 所有者   神宮寺
  • 時代区分  文禄4年(1595)

石川康長の寺領寄進状​

神宮寺の寺歴は、もと真言宗の古刹で、平安時代の長久元年(1040)から浅間社の神宮寺となり、後年衰退し大破に及んだとされます。また永禄元年(1558)、臨済宗の一雄和尚によって中興開山され、京都妙心寺末の下横田惠光院の末寺となったものの、明治時代に廃仏毀釈で廃寺、その後、明治16年(1883)に復興したとされます。

文書は石川康長が月静あてに寺領を寄進したもので、月静は神宮寺の住持であると思われます。押されている朱印は、刻字に漢字が使われており、他の康長発給の文書に見られる線書きのような朱印とは異なります。


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