ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財課 > 旧竹内度量衡店蔵座敷(松本市はかり資料館 第二展示室)

本文

旧竹内度量衡店蔵座敷(松本市はかり資料館 第二展示室)

更新日:2024年3月25日更新 印刷ページ表示

(読み方)きゅうたけうちどりょうこうてん くらざしき(まつもとしはかりしりょうかん だいにてんじしつ)

  • 指定等区分 松本市登録文化財
  • 登録年月日 令和6年3月25日
  • 種別 建造物
  • 所在地 松本市中央三丁目436
  • 所有者 松本市
  • 時代区分 明治時代

中町の特徴を表す蔵座敷

本物件は、松本城下町の中町通りの東側に位置し、一ツ橋小路に西面します。主屋の背後に建つ蔵座敷であり、現在の建物は、土蔵造りで外壁は白漆喰の仕上げ、腰壁に海鼠壁を設けます。当時、1階は物置として家財道具を保管していたと思われ、2階は二間ともに座敷飾りを備えており、東側が表座敷、西側が奥座敷と考えられます。L字型の平面で、欠いた部分に現在と同じように階段があり、外から直接2階へ上がっていたと考えられます。

建設年は定かでありませんが、梁に墨書の一部が確認でき、建て主である田中敬一郎の記載があることと設え等から明治後期と推定されます。

現在は、はかり資料館として利用されており、中町の東側に位置する店舗兼主屋とともに中町の特徴を表す建物です。当初の姿をよく残しており、この地域の暮らしと竹内度量衡店の歴史を伝え、まちなみの歴史的景観に寄与しています。


松本市AIチャットボット