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倉科家文書

更新日:2023年8月25日更新 印刷ページ表示

(読み方)くらしなけ もんじょ

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 令和4年3月29日
  • 種別    古文書類
  • 所在地   松本市内
  • 所有者   個人
  • 時代区分  安土桃山から江戸時代

松本町大庄屋・本陣・問屋を務めた倉科家に伝わる文書36点

倉科家は小笠原貞慶によって始められた松本城下町の建設当初から松本町に定着した町人で、町政や城下町の商業の発展に貢献し、その役職上からも歴代松本城主との関係が深かった家です。本文書群には、武田氏統治時代から始まって小笠原氏や木曽氏、石川氏、戸田氏と歴代の城主が出した文書が残されており、他の家にはみられない大きな特徴です。

倉科家は本町で本陣・問屋を任され、城下町の大名主の筆頭として活躍してきましたが、明治維新後、所蔵していた文書は散逸しています。松本城下初期からの町人の家の史料として、その出自や歴代の城主との関係を知るうえで貴重な史料群であり、松本城下町の町人地の成立の歴史をみるうえでも大事に保存し活用していくことが必要な史料群です。


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