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廣澤寺文書

更新日:2023年12月22日更新 印刷ページ表示

(読み方)こうたくじ もんじょ

  • 指定等区分 松本市重要文化財
  • 指定年月日 令和4年3月29日
  • 種別    古文書類
  • 所在地   松本市里山辺5112
  • 所有者   廣澤寺
  • 時代区分  安土桃山から江戸時代

廣澤寺に伝わる小笠原氏関係の文書12点

小笠原氏が開基した寺である廣澤寺に伝わる小笠原氏関係の文書群です。

武田氏に追われて信濃国を離れた小笠原氏は、貞慶の代になって旧領である松本の地を回復しました。貞慶は先祖が開いた廣澤寺を敬い、以後松本城主を務めた秀政・忠脩・忠政(忠真)もそれを引き継いだことにより、貞慶以来の小笠原氏関係の史資料をよく残しています。本文書群のなかでも書状からは、関ヶ原合戦から大坂の陣前後の松本城主小笠原氏の動向や城主としての心情や人柄を窺うことができます。

本文書群は、旧領を回復して松本の城下を建築しようとしていた小笠原貞慶がとった宗教政策の一環や、それ以降の松本城主を務めた秀政や忠脩や忠政が、近世初期の松本城主としてどのような動きをしていたか、またその人柄の一端を知ることができる貴重な史料です。同時に戦国期から近世初期にかけての松本の歴史を解明するうえでも貴重なものです。

 


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