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宮渕本村遺跡 1970年(昭和45年)
更新日:2023年4月5日更新
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弥生時代の集落跡
宮渕本村遺跡は、松本市上下水道局宮渕浄化センターの南側に広がる弥生時代を中心とした大きな遺跡です。かつては「宮渕本村二ツ塚遺跡」と呼ばれていました。
最初の発掘調査は1970年(昭和45年)9月に行われ、松本市・松本市教育委員会・日本民俗資料館(現松本市立博物館)の職員のほか、中信考古学会員、明治大学学生、松商学園高等学校生徒、松本深志高等学校生徒といった多彩な顔ぶれが参加しました。
実際の調査は2日間という短い期間でしたが、弥生時代のものと思われる集石遺構や奈良・平安時代の土器が発見されました。
遺跡はその後、1980年代半ばに浄化センターの拡張工事に伴う大規模な発掘調査が行われ、弥生時代の大きな集落跡であることが判明しています。
カメラでパチリ!
調査風景
集石遺構の出土状況
発掘調査報告書
『宮淵二ツ塚遺跡発掘調査報告』<外部リンク>
松本市文化財調査報告4
松本市教育委員会 1971年
クリックすると奈良文化財研究所の「全国遺跡報告総覧」にリンクします。
場所を地図で確認
宮渕本村古墳<外部リンク>
クリックすると「松本デジタルまっぷ」の「遺跡地図」にリンクします。
Facebook掲載(初出)
2022年10月19日