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学校給食センターのアレルギー対応食における事故について
学校給食におけるアレルギー対応食による事故について(お詫び)
梓川学校給食センターにおいて、食物アレルギーを起こす食材(アレルゲン)を含んだ給食
を提供する事故が発生しました。皆様方に、ご心配をおかけしましたことを心からお詫び申し
上げます。
事故の内容や原因については下記のとおりです。再発防止に努めてまいります。
1 事故の概要
梓川学校給食センターにおいて、食物アレルギーを起こす食材を含んだ給食を提供してし
まったものです。
⑴ 発生日時
令和7年1月7日火曜日 午後1時30分頃
⑵ 発生場所
松本市立梓川中学校
⑶ 相手方
アレルギー対応食対象生徒 1名
2 経過
令和7年1月7日 アレルゲンを含んだ給食を喫食した生徒が帰宅後、当該生徒の唇の周りの
腫れに気がついた母親が体調を聞き、咳及び鼻水の症状が生じていたことを
確認(医療機関受診はなし)
8日 午前8時5分、梓川学校給食センターへ母親から給食にアレルゲンのものが
なかったか確認の電話。調査の結果、アレルゲンを含む食材が使用されてい
たことが判明。調査結果を保護者に説明し、謝罪
3 原因
⑴ 献立作成時、栄養計算ソフトに入力した食材名のうち、アレルゲンを含む可能性のある食
材を複数の職員で確認すべきところを1名で行い、1月7日の給食に使用した食材の中にアレ
ルゲンがあることを見落としたため、食材名に注意表示を付記できませんでした。
⑵ 一般給食担当及びアレルギー対応食担当栄養士が食材の組合せ・アレルゲンの有無を確認
する際、食材名に注意表示がなかったことから、アレルギー対応策(原材料配合表の請求)
を取っていませんでした。
⑶ 原材料配合表を取り寄せていなかったため、保護者への代用食の提示ができませんでした。
4 再発防止策
各給食センターに注意喚起を行い、次の再発防止策の徹底を図りました。
⑴ 栄養計算ソフトへの入力に当たっては、必ず複数の職員で確認を行うこと。
⑵ 使用する加工品の原材料配合表は、使用の都度必ず取得すること。
⑶ 食材の検収時、商品情報(商品名、メーカー名等)を確認すること。
⑷ 食材の使用前、ラベルにより原材料を確認すること。
5 今後の対応
栄養計算ソフト入力時に、アレルゲンを含む食材が表示できるようにシステムの統一等を
検討します。
上記の対策を徹底し、信頼回復に努め、職員一同安全で安心な学校給食を提供できるよう
取り組んでまいります。