ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

合流式下水道緊急改善事業

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示
  1. 下水道は、下水の排除方式により合流式下水道と分流式下水道とに分類されますが、早くから下水道の普及に取組んできた都市では、整備効率の観点から汚水と雨水を同一の管渠で排除する合流式下水道を採用し、公衆衛生の向上と浸水防除を同時に行うことを目的に整備が進められてきました。
  2. 現在、全国191の都市で採用されており、県内では松本市のみです。松本市の下水道は、昭和25年に事業着手されましたが、昭和40年代までに整備された松本城周辺の中心市街地323haが合流式下水道の区域です。
  3. 合流式下水道は、雨天時に一定量以上の降水量となると雨で薄まった未処理下水の一部が公共用水域(河川)に流出するため、水質保全上並びに公衆衛生上において極めて問題となっています。
  4. 平成12年9月に、東京湾のお台場海浜公園に漂着した白色固形物(通称:オイルボール)がマスコミ報道され大きな社会問題となり、国土交通省は平成14年に「合流式下水道緊急改善事業」を創設し、平成15年に下水道法施行令を改正、平成16年度から10年間(平成25年度)での緊急改善の実施を義務付けています。
  5. 昭和45年以降の下水道は、汚水(家庭・事業所等の雑排水)と雨水を別々に排除する分流式下水道で整備されています。
  6. 水質・水量のモニタリング及びシミュレーション等により対策の検討を行い「松本市合流式下水道緊急改善計画」を策定し、以下の目標を全て達成したことを確認しました。
  • 汚濁負荷量の削減
  • 公衆衛生上の安全確保
  • きょう雑物の削減

合流式下水道緊急改善アドバイザー会議の開催について

 本市の合流式下水道緊急改善事業をより効果的・効率的に進めていくために、有識者による松本市合流式下水道緊急改善アドバイザー会議を開催しました。

合流式下水道緊急改善アドバイザー会議

第1回会議

 開催日 平成21年3月16日
 場所 松本市上下水道局
 会議内容 合流改善に向けての基本的な考え方

第2回会議

 開催日 平成21年11月16日
 場所 松本市上下水道局
 会議内容 モニタリング調査解析結果
 合流式下水道緊急改善計画の概要について

第3回会議

 開催日 平成27年11月27日
 場所 松本市上下水道局
 会議内容 合流式下水道緊急改善計画の事後評価について

合流式下水道緊急改善事業の事後評価について

 本市では「松本市合流式下水道緊急改善事業」を実施し、平成25年度に完了しました。
 その後、事後モニタリングを実施した結果をもとに、平成27年度に事業効果に関する事後評価を行い、学識経験者等の第三者からなるアドバイザー会議を開催し、意見聴取を行いました。
 アドバイザー会議での意見を踏まえた評価の結果を事後評価シートに整理し、国土交通省へ報告しました。

下水道課からのお願い

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

松本市AIチャットボット