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中心市街地周辺について下水熱ポテンシャルマップをつくりました。
下水道管を流れる下水の水温は、大気に比べて年間を通して安定しています。
外気温より冬は高く、夏は低いという特質があり、この温度差の熱エネルギーを下水熱と呼んでいます。
そのエネルギーの量や所在位置を示したものが「下水熱ポテンシャルマップ」です。
下水道管内に採熱管をいれて、下水熱を取り出すことにより、冷暖房、給湯、ボイラー、消融雪等に利用ができます。
その結果、コストの縮減やCO2排出の削減に繋がります。
太陽光や地下熱等再生可能エネルギー利用の一つとしてご検討ください。
下水熱を利用するにあたり、しくみ及び利用イメージを図示したものです。
マップ上に示されたポテンシャル量は、採熱管により下水熱を取り出して利用した場合、下水道管の中を流れる水温を5度低下または上昇させる熱量となります。
左下の凡例の左側がポテンシャル量、右側はその熱エネルギー量を分かりやすくするために、一般住宅で給湯設備に利用した場合の軒数の目安となります。
また、夏季と冬季ではエネルギー量が変わってきますので、両方のマップを掲載してあります。
詳しくは下記リンクを参照ください。
国土交通省 下水熱利用の推進に向けて(外部サイト)<外部リンク>