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田川公民館で10月29日、防災訓練・講座を開催し、町会長や防災部長など、約50人の参加がありました。
まず公民館前の駐車場で、上下水道局から配車された給水車から、応急給水体験を実施しました。水道局の職員から、給水袋の使い方や持ち運び方法などの説明を受けたあと、実際に給水車の蛇口から6リットルの飲用水が入る非常用給水袋へ給水しました。給水袋にひもを通し、背中で背負うようにすると持ち運びがしやすいこと、袋の中の水は(塩素の効果がある)約3日間は飲めること、原則として災害時には給水量の制限はないこと、などの話がありました。
続いて大会議室で、松本市社会福祉協議会 地域福祉課の職員による、災害時のボランティアセンターの機能や役割についての講座を開催しました。
実際に阪神・淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)、台風19号災害(2019年)での現場体験をふまえ、現地の写真などを見ながら、災害ボランティアセンターの役割などについて説明がありました。災害ボランティアセンターとは、被災地を応援したいと集まったボランティア活動者を取りまとめ、被災地・被災者に結び付ける重要な調整機関であること。ボランティア活動者の安全な活動を図り、被災者に適切な支援を提供するために運営する機関であること。そして、災害ボランティア活動に参加する場合の心得や注意点などについて学びました。