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田川地区の長沢川で8月31日、河川管理施設(排水ポンプ)作動訓練を行いました。松本市総合防災訓練の一環として、市職員による樋門の開閉作業と担当業者による仮設排水ポンプの設置訓練を毎年実施しています。
通常、川の水は長沢川から田川に流れますが、雨が降り、田川の水位が上がると、長沢川へ逆流してしまいます。樋門を閉めることで田川からの逆流は防げますが、行き場のなくなった長沢川の水があふれ、地域は浸水してしまいます。そこで、排水ポンプを使って長沢川の水を田川に排水し、被害の軽減を図るものです。
この日は、関係町会の役員、消防署、松本市消防団、担当業者、松本市建設課・地域づくりセンターの職員約20人が参加し、樋門の開閉動作や仮設排水ポンプの設置作業などを確認しました。