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有機農業の推進(四賀有機センター)
四賀地区では、ゆうきの里「エコビレッジ四賀」を掲げ、環境にやさしい循環型社会の構築を目指しています。
農政課では四賀支所に生産振興担当を置き、有機農業の推進に取り組んでいます。
また、有機農業研究会も発足し多くの会員が有機農業に取り組んでいます。
有機米の栽培
苗は有機栽培専用スペースで育苗し、田植えを行ないます。
八十八の作業があるというお米作りの中でも手間がかかるのが除草作業です。有機農業では除草剤の代わりに鴨を水田に放し、泳ぎ回ることで雑草の発生を防止します。
また、昔ながらの手押し除草も健在です。
有機米の収穫
秋には有機米も黄金色に色づき、収穫を迎えます。
収穫した稲はハゼに掛け、四賀地区の自然に囲まれながら天日乾燥させます。
脱穀し、精米されたお米はおいしく、甘味があります。
有機野菜の栽培
お米と同様に四賀地区では有機野菜も栽培しています。
写真のかぼちゃは「坊ちゃんかぼちゃ」といい、手のひらサイズで使いやすくおいしいかぼちゃです。
トマトは中玉トマトで甘味があります。
きゅうりもイボがしっかりしています。
有機栽培で育てた野菜は野菜本来の旨みがぎゅっと詰まっています。
おいしい野菜を栽培するため、栽培講習会の開催や相談も受け付けています。
有機農業の舞台裏
有機農業を行なう上で欠かせないのが、土づくりです。四賀地区では松本市四賀有機センターで製造された優良な完熟堆肥「福寿有機1号」を主に使用しています。
自然豊かな四賀・ゆうきの里
自然に囲まれた四賀地区での有機農業です。今後も四賀・ゆうきの里をよろしくお願いします。