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セミの抜け殻を見分けよう!
更新日:2022年10月12日更新
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セミの抜け殻を見分けよう!
セミの秘密をちょっとだけ教えます。
皆さんはセミの抜け殻でセミの種類がわかるって知っていますか?同じように見えて実は違うセミの抜け殻。見分けるポイントを見てみましょう。
(写真提供、考察協力 松本むしの会 丸山潔氏)
抜け殻の大きさ
抜け殻は種類によって大きさが全く違います。松本で一般的に見られるセミで一番大きなものはエゾゼミで4センチほどです。一番小さなものはハルゼミで、2センチ弱の大きさです。またニイニイゼミは抜け殻に泥がついているので、他のセミに比べて見分けやすいですよ。
抜け殻の触角の違い
セミの種類によって触角が異なります。小さいので、ルーペを使って拡大して観察してみましょう。抜け殻は壊れやすいので、やさしく触りましょう。
アブラゼミとミンミンゼミ
触角に生えている毛の多さと太さが異なります。
ツクツクボウシとヒグラシ
触角の太さが異なります。またヒグラシの触角の方が毛が多いものが多いです。
ハルゼミとエゾハルゼミ
第4節の長さが、第3節と第5節を合わせた長さより長いのか短いのかといった点が異なります。とても小さな差なので、よく見ないとわかりません。
抜け殻の前脚の違い
エゾゼミ、コエゾゼミとアブラゼミ、ミンミンゼミ
矢印で示した場所の幅が異なります。
抜け殻で見分けるオスとメス
抜け殻の腹側を見るとオス、メスで違いがあります。