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市民ツバメ調査
更新日:2021年12月20日更新
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平成30年4月1日から平成30年8月31日にかけて実施した「市民ツバメ調査」に多くの皆さまの御協力をいただきありがとうございました。
調査結果をまとめましたので報告します。
(監修 信州野鳥の会 会長 上條恒嗣氏)
報告者から寄せられた羽化後電線にとまる子ツバメ
報告者から寄せられた巣立ち間近の子ツバメ
※報告期間は終了しました。
調査結果
調査報告件数 186件
報告者数 42人・団体
種類 | 報告数 |
---|---|
ツバメ | 167件 |
イワツバメ | 19件 |
計 | 186件 |
ツバメの巣マップ
方角 | 報告数 |
---|---|
東 | 28件 |
西 | 32件 |
南 | 41件 |
北 | 62件 |
ツバメが巣を作った方角
調査から分かったこと
- ツバメの巣の営巣方角は建物北側が一番多く報告されました。次の理由が考えられます。
- 一般的に戸建住宅は南向きに建てることが多く、南北に軒がある。このためツバメが巣を作りやすい環境が南北方向に多かった。
- 南側に比べて建物北側は温度変化が少なく、環境が安定していることがツバメに好まれた。
- イワツバメは橋の下、学校など大きな建造物に巣を作る傾向があることがわかりました。
- イワツバメは集団で巣を形成する性質があるため、報告数の割に多くの巣が報告されました。