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食中毒に注意しましょう

更新日:2024年9月27日更新 印刷ページ表示

きのこ中毒にご注意を!

秋になり、きのこ採取の盛んな長野県では、きのこ食中毒の発生が危惧される状況にあります。

きのこ中毒予防のポイントを動画にまとめましたので、実りの秋をおいしく安全に過ごしましょう!

音声:音読さん

避難所での生活を送る際の食中毒対策について

地震や台風等、自然災害はいつ、どこで起きるかわかりません。
万が一、災害により避難所で生活することになったとき、食中毒予防対策をしっかり行っておかないと、大きな被害が発生してしまいます。
普段から防災意識を高めるととともに、食中毒予防対策について、動画で確認しておきましょう。

音声:音読さん

フグによる食中毒に注意しましょう

フグによる食中毒はフグの体内に含まれるテトロドトキシン(TTX)が原因で発生します。

そのため、厚生労働省では、食べることができるフグの種類、その部位、漁獲海域を定めており、国内では都道府県知事等が認めた専門のフグ処理者により調理されたフグが、消費者に提供されています。

しかし、毎年、フグの素人調理や肝臓等の有毒部位の喫食による食中毒が発生しています。
死亡例も報告されており危険ですので、安易にフグを調理したり、有毒部位を食べたりしないでください。

ノロウイルス食中毒に注意しましょう

発生時期

 1年中発生していますが、特に11月から3月頃に多いです。

原因食品

 感染者によって汚染された食品、二枚貝(牡蠣等)※少量のウイルスでも感染するので要注意!

潜伏期間

 24時間から48時間

症状

 急な嘔吐や下痢、吐き気、腹痛、発熱等

 ※感染した場合、直接効果のある薬がないため、水分補給をして脱水症状を防ぐ等の対症療法となります。下痢止めを飲んでしまうと体内にウイルスを留めてしまい回復を遅らせてしまう可能性があるので注意してください。

予防のポイント

 ・手洗い 厚生労働省 ノロウイルス食中毒予防のための適切な手洗い(動画)<外部リンク>

 ・食品の中心部までしっかりと加熱する

 ・調理器具等の消毒

 ・調理前に体調を確認し、体調不良時には調理しない

 ※症状が治まっても、1か月ほどは便中にウイルスを排出し続けていることがあるので注意が必要です。

嘔吐物の処理方法

強い苦み(えぐみ)があるウリ科の植物にご注意を!

 強い苦み(えぐみ)のあるウリ科の植物は食べないようにしてください。
 ウリ科(ユウガオ、ズッキーニ、きゅうり等)には、苦み成分の一つである「ククルビタシン類」を含んでいる可能性があります。食べる際は、調理前に実や茎を切り軽く味見を行い強い苦み(えぐみ)を感じた場合は食べないでください。また、観賞用のウリ科植物や接ぎ木、台木にからなったユウガオの実は「ククルビタシン類」を多く含みことがあるので食べないようにしてください。

「ククルビタシン類」による食中毒の症状は唇のしびれ・吐き気・嘔吐・下痢で、潜伏時間は数分から数時間です。

 なお、ニガウリ(ゴーヤ)の苦み成分の主は「モモルデシン」という成分で、通常の量を食べる範囲では体調不良を起こす可能性はありません。 

さかなによる食中毒にご注意を!

 魚を食べた後に顔が赤くなる、じんましんが出たといった経験はありませんか?不適切な温度管理が原因で化学物質であるヒスタミンが増えアレルギー様の症状となる食中毒が起きてしまう可能性があります。家庭における発生もありますが、保育園や学校が関係する給食施設を原因とする大規模な食中毒が発生しています。 

ヒスタミン(食中毒の原因となる化学物質)

 ヒスタミンは必須アミノ酸(体内で作ることのできない大事な栄養素)の一種であるヒスチジンからヒスタミン産生菌の酵素の働きによって生成されます。一度生成されると加熱しても除去することができません。

主な原因食品(ヒスチジンを多く含む食品)

 カツオ、マグロ、カジキ、ブリ、サバ、イワシ、サンマ、アジなどの赤身魚及びその加工品

予防と対策

・常温では放置せずに冷蔵又は冷凍で保管を行う。(購入後、調味後等)
・解凍後は再凍結しない。
・冷蔵庫内が十分に冷えているか定期的に確認を行う。
・冷蔵庫内の詰め過ぎに注意する。(庫内の7割までが目安)
・ヒスタミンを高濃度に含む食品を口に入れると、唇や舌先に通常とは異なる刺激(ピリピリ)を感じる場合があります。この場合は食べずに処分してください。

じゃがいもによる食中毒にご注意を!

 じゃがいもは比較的簡単に育てられることから、学校や家庭で栽培する野菜として選択されることが多いです。しかし、育て方や収穫後の管理の方法を適切にしないと天然毒素(ソラニン、チャコニン)を多く含むじゃがいもができてしまうことがあります。毒素が多いじゃがいもを食べると、おう吐や腹痛を症状とした食中毒を起こす可能性があるので注意が必要です。

 天然毒素が多く含まれているのは、
 じゃがいもの芽・皮(特に太陽等の光が当たり緑色になった部分)、未熟なじゃがいも(小さなもの)

食中毒を防ぐには

育てるとき

・未熟なじゃがいもができないよう、種いもを植える時に、肥料をあげる。
・芽が10cmほど伸びてきたら、芽かき(太い芽を2~3本ほど残して他の芽を抜き取る)をする。
・太陽の光で緑色になるのを防ぐため、土寄せ(じゃがいもが地面からでないようにする)をする。
・収穫時、じゃがいもの表面を乾かすときは、太陽の光に必要以に長い時間当てないようにする。
・収穫したじゃがいもは早めに消費する。

保存するとき

・芽がでることや太陽等の光によって緑色になるのを防ぐため、暗くて涼しい場所に保管する。
 (冷蔵庫で保存する必要はありません。じゃがいもを冷蔵すると揚げたり炒めたりした時に有害物質のできる量が増える可能性があります。)

調理するとき

・芽が出ていた場合は、その周りを含めて取り除く。
・皮にみ緑色の部分があったらその周りを含めて皮を厚めに取り除く。
・学校や家庭で育てたじゃがいもは未熟の可能性があるため、一度にたくさん食べない。
・苦みを感じたらたべない。

購入したじゃがいもにも注意が必要!

・芽が出ていたり、皮に緑色の部分があるじゃがいもは購入しない。
・長期間のほ保管を避けるため、その都度必要な量を購入する。
・暗くて涼しい場所に保管する。

有毒植物にご注意を!

例年、有毒植物を誤って食べたことによる食中毒が全国で見られています。山菜採りに限らず、家庭菜園などでも発生しているため、注意が必要です。

有毒植物による食中毒を防ぐために

以下の3つのポイントに注意してください。

1 確実に、食用と判断できない植物は、「採らない、食べない、提供しない」
  食用のものによく似た有毒植物が自生している可能性があります。

2 食用の山菜や野草について、「特徴を確実に覚える」
  新芽や根だけで、種類を見分けることは困難です。

3 スイセンなどの身近な植物でも、むやみに食べない。
  身近な園芸植物でも、有毒成分を含むものがあります。

※万が一、野草を食べて体調が悪くなった際には、ただちに医療機関を受診してください。

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