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「令和7年度松本市食品衛生監視指導計画」の実施結果について(上半期)
「令和7年度松本市食品衛生監視指導計画」の実施結果について
「令和7年度松本市食品衛生監視指導計画」の実施結果(令和7年4月から令和7年9月まで)がまとまりましたので、お知らせします。
食品営業施設等への立入検査について
本計画では、営業許可が必要な施設及び営業の届出が必要な学校・保育所などの給食施設等について、約930件の立入検査を予定しています。
許可を要する施設については、605件の立入検査を実施しました。このうち259件に対して、以下の項目に関する指導を行いました。
- 営業者の責務(衛生管理計画の作成、記録の保管等)
- 施設の衛生管理
- 設備等の衛生管理 等
届出対象施設については、94件の立入検査を実施し、このうち32件に対して、以下の項目に関する指導を行いました。
- 営業者の責務(衛生管理計画の作成、記録の保管等)
- 施設の衛生管理 等
立入検査の実施状況(食品衛生法に基づく営業許可が必要な施設等)[PDFファイル/249KB]
立入検査の実施状況(食品衛生法に基づく届出が必要な施設等)[PDFファイル/223KB]
また、食品流通の拠点となる大型店舗や市場、及び許可を要しない営業施設(農産物直売所等)についても、立入検査を実施しました。
流通拠点となる営業施設及び許可を要しない営業施設等への立入検査の実施状況 [PDFファイル/184KB]
市内に流通する食品等の検査状況
市内に流通する食品等について、検査機関による125件の検査を計画し、92件(59%)実施しました。
検査機関で実施した食品等検査の実施状況 [PDFファイル/184KB]
違反食品の発生状況
保健所で実施した食品検査の結果、アイスクリーム類の成分規格違反が1件ありました。
原因施設に対しては、違反食品の回収を命じ改善指導を実施しました。
食中毒の発生状況と措置
魚に寄生するアニサキスによる食中毒が1件発生しました。
原因施設に対しては、健康被害の拡大防止や再発防止について指導を行いました。
食肉衛生検査所の検査状況
市内にあると畜場に搬入された家畜は、食肉衛生検査所のと畜検査員により1頭ずつ検査しています。
また、牛、めん羊及び山羊のうち、神経症状等を呈するもの及び起立不能で原因が特定できなかったものについて、伝達性海綿状脳症(TSE)検査を実施しています。
食品等事業者に対する講習
食品等事業者の自主的衛生管理の向上のため、各種講習会を実施しました。
きのこ衛生指導について
松本市では、「松本市きのこ衛生指導員設置要綱」に基づき、3名のきのこ衛生指導員を委嘱し、きのこの正しい知識の普及や鑑別相談を行っています。
また、野生きのこの採取や流通が盛んになる9月から、長野県松本保健福祉事務所と合同で、きのこ相談及びきのこ勉強会を開催しました。

