「令和5年度松本市食品衛生監視指導計画」の実施結果について

「令和5年度松本市食品衛生監視指導計画」の実施結果について

　「令和5年度松本市食品衛生監視指導計画」の実施結果（令和5年4月から9月まで）がまとまりましたので、お知らせします。

食品営業施設等への立入検査について

　本計画では、営業許可が必要な施設及び学校・保育所などの給食施設について、約1,000件を立入検査することとしています。
　許可を要する施設について、447件の立入検査を実施し、そのうち199件に対して、「営業者の責務（衛生管理計画の作成、記録の保管等）」、「施設の衛生管理」、「設備等の衛生管理」等に関する指導を行いました。
　令和3年6月の食品衛生法の一部改正により、届出業種が新設されたため、届出の対象施設にも立入検査を行いました。116件立入検査を実施し、そのうち31件に対して、「営業者の責務（衛生管理計画の作成、記録の保管等）」、「施設の衛生管理」等に関する指導を行いました。

保健所の食品衛生監視員が行った立入検査の実施状況（食品衛生法に基づく営業許可が必要な施設等） [PDFファイル／239KB]

保健所の食品衛生監視員が行った立入検査の実施状況（食品衛生法に基づく届出が必要な施設等） [PDFファイル／237KB]

　また、食品流通の拠点となる大型店舗や市場及び許可を要しない営業施設（農産物直売所等）についても、立入検査を行いました。

流通拠点となる営業施設及び許可を要しない営業施設等への立入検査の実施状況 [PDFファイル／157KB]

市内に流通する食品等の検査状況

　市内に流通する食品等について、検査機関による182件の検査を計画し、119件（65.4％）実施しました。

検査機関で実施した食品等検査の実施状況 [PDFファイル／154KB]

違反食品の発生状況

　検査機関で実施した食品検査の結果、違反はありませんでした。

違反食品の発生状況 [PDFファイル／77KB]

食中毒の発生状況と措置

　食中毒の発生はありませんでした。

食中毒の発生状況 [PDFファイル／76KB]

食肉衛生検査所の検査状況

　市内にあると畜場に搬入された家畜は、食肉衛生検査所のと畜検査員により1頭ずつ検査されて食肉になります。

　生後２４ケ月齢以上の牛、全月齢のめん羊・山羊のうち、神経症状等を呈するもの、起立不能で原因が特定できなかったものについて、伝達性海綿状脳症（ＴＳＥ）検査を実施しています。

食肉衛生検査所のと畜検査員が行ったと畜検査の実施状況 [PDFファイル／91KB]

食品等事業者に対する講習

　食品等事業者の自主的衛生管理の向上のため、各種講習会を実施しました。

食品等事業者に対する講習会の開催状況 [PDFファイル／158KB]

きのこ衛生指導について

　松本市では、「松本市きのこ衛生指導員設置要綱」に基づき、3名のきのこ衛生指導員を委嘱して、きのこの正しい知識の普及や鑑別相談を行っています。
　また、野生きのこの採取や流通が盛んになる9月から、長野県松本保健福祉事務所と合同で、きのこ鑑別相談所を開設しました。

きのこ衛生指導員による指導状況 [PDFファイル／76KB]