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地域猫活動を推進しています

更新日:2024年1月26日更新 印刷ページ表示

「かわいそうな野良猫を減らしたい」「迷惑をかける野良猫を減らしたい」

  • 野良猫がかわいそう

 地域住民の中には、「お腹を空かせてかわいそうだから餌をあげたい。」、「不妊手術をしてあげたいけれどお金がかかってしまう。」と思っている方がいます。

  • 野良猫に迷惑している

 一方で、「庭に糞やおしっこをされて悪臭がする。」、「鳴き声がうるさい。」、「ゴミをあさっている。」など、迷惑を感じている方もいます。

      

 どちらの考えの人も、「かわいそうな野良猫を減らしたい」、「迷惑をかける野良猫を減らしたい」という共通の願いがあります。

 そこで、松本市は、野良猫(飼い主のいない猫)対策の一つの手段として、地域猫活動を推進しています。

地域猫活動とは

 地域住民の理解を得た上で、住民やボランティアが、地域に住み着いた野良猫を「地域猫」として、不妊去勢手術を実施してこれ以上増やさないようにして、その猫が一代限りの命を全うできるよう、その地域において適切に飼育管理していく活動をいいます。

 地域猫として管理することにより、地域で生活している猫が与えられた命を全うできるようにするとともに、糞尿や鳴き声などによる地域住民の生活環境への被害の減少を目指していきます。

 地域の皆さんの力で、人と猫が一緒に暮らせる地域づくりを進めましょう。

地域猫活動の手順と内容

1 活動の準備

⑴ 仲間を集めて団体をつくる

 一緒に活動する仲間を集めて団体をつくります。

 ※団体の構成員は、世帯の異なる3人以上で、地域猫活動を行う地域に居住する成人を必ず入れてください。

⑵ 管理する猫(地域猫)を確認する

 管理する猫(地域猫)の頭数、性別、柄・模様、毛色などを確認し、できれば写真を撮ります。

 ※屋外にいる飼い猫もいるので、飼い主のいない猫であることをよく確認してください。

 ※活動する団体を市に登録する際に、管理する猫(地域猫)の一覧表の提出が必要です。

⑶ 活動場所を決めて、えさ場・トイレを設置する

 地域猫活動を行う場所を決めて、えさ場とトイレを設置します。

 ※活動場所が団体構成員の土地でない場合は、土地所有者の承諾を得てください。

⑷ えさやりや清掃などのルールを決める

 地域猫へのえさやり、えさ場やトイレの清掃など、誰が・いつ・どんな頻度で行うのかルールを決めます。

⑸ 近隣住民に活動を周知する

 回覧板・チラシ・説明会などにより、近隣住民に活動の内容を周知します。地域猫活動について、地域住民の皆さんの理解をきちんと得ることが大事です。

2 団体の登録

 松本市保健所に、活動する団体の登録をします。

 ※団体の登録手続きについては、令和5年度 地域猫の不妊去勢手術費の補助金をご覧ください。

3 活動

⑴ えさやりを行い、えさ場を清掃する

 えさ場を必ず設置して、毎日決まった時間にえさを与えます。えさを食べ終わったら、食器などはそのままにせずその都度片付けて、えさ場の周辺を清掃し、衛生管理を行います。

⑵ 健康管理を行う

 えさやりの際などに、弱っていないか、ケガをしていないか、健康状態を確認します。

 ※病気やケガを疑う場合は、動物病院に連れていくことを推奨します。

⑶ トイレを設置して清掃する

 トイレを必ず設置して、定期的にトイレとその周辺を清掃し、活動場所の衛生管理を行います。

⑷ 近隣住民に活動を周知する

 年1回以上、回覧板・チラシ・説明会などにより、近隣住民に活動の内容を周知します。

 ※活動に関する問合せや苦情などがあれば、団体が責任をもって対応します。

⑸ 活動報告をする

 毎年5月末までに、前年度の地域猫活動報告書を松本市保健所に提出します。

4 補助金の申請と不妊去勢手術

 松本市では、地域猫の不妊去勢手術費の補助金を交付しています。

 ※令和5年度の補助金の交付申請と不妊去勢手術については、令和5年度 地域猫の不妊去勢手術費の補助金をご覧ください。

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