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蚊媒介感染症

更新日:2025年8月18日更新 印刷ページ表示

   蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症のことです。

主な蚊媒介感染症

 主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがあります。
 これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。

 日本においては日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症としてみられていますが、デング熱に関しては2014年に国内感染例が報告されました。

 ※感染症ごとの詳細については、蚊媒介感染症について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>をご覧ください。

治療法

 マラリアについては、抗マラリア薬を投与します。
 ウエストナイル熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱、デング熱、日本脳炎は、対症療法が中心です。
 感染してからの治療よりも、蚊に刺されないための対策が重要です。

予防法

屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。

 予防のポイント

  • 肌の露出を少なくする

  • 長袖・長ズボンを着用する

  • 足を完全に覆う靴を履く(サンダルなどは避ける)

  • 明るい色の服を着る

  • ​虫除け剤を使用する

流行地に渡航する場合は、現地で蚊に刺されないように注意しましょう!

 中国の仏山市において、チクングニア熱の発症者が増加しています。さらに、デング熱など蚊を媒介とする感染症は、世界各地でも流行しています。渡航予定の方は、虫よけ対策を徹底し、最新の感染情報を事前にご確認ください。

 厚生労働省ホームページ(海外へ渡航される皆さまへ)<外部リンク>

 ※海外渡航者向けに、海外での感染症予防のポイントをお伝えしています。

 厚生労働省ホームページ(FORTH)<外部リンク>

 ※渡航先の国・地域ごとの最新の流行状況や予防方法などの情報をお伝えしています。

ワクチン、予防内服

 日本脳炎は不活化ワクチンによる予防接種、マラリアは医師の処方による予防内服が有効です。

啓発資料

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