ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・安全 > 消防・救急 > 消防 > 愛の消防団 ~災害からあなたを守る 地域防災の要~
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・安全 > 防災 > 松本市消防団 > 愛の消防団 ~災害からあなたを守る 地域防災の要~

本文

愛の消防団 ~災害からあなたを守る 地域防災の要~

更新日:2022年2月2日更新 印刷ページ表示

広報まつもと2021年12月号表紙の画像
写真から広報12月号のページへ​

 2021年11月現在、松本市消防団には、39の分団、3機能別分団、ラッパ隊、女性部があり、約1,900人(内、女性84人)が活動しています。

 しかし、新規入団者が増えず、今後、団員の高齢化が進むといった深刻な状況を抱えています。大規模災害時に市民の皆さんを守るには、1人でも多くの消防団員が必要です。

 このような厳しい状況の中、災害に備えて日々活動をする消防団員。会社員や自営業など仕事を持ちながら、大切な人や地域に住む皆さんを災害から守る「愛」を心に秘めて活動する松本市消防団を紹介します。

※広報まつもと2021年12月号巻頭特集を一部加筆・修正

目次

松本市消防団こんなことやってます

 消防署の職員は、仕事として災害に備え24時間体制で勤務しているのに対して、消防団員は会社員・自営業・学生・主婦など、自分の仕事や学業を持ちながら、災害発生時にはいち早く現場に駆けつけて、消防署職員とともに対応に当たります。平常時には、防災リーダーとして地域に密着し、住民の安全安心のため、消火訓練や火災予防広報活動を行っています。

消防署職員・消防団員の違いの画像

火災対応だけじゃない!消防団の仕事

  1. 河川の巡視
  2. 行方不明者の捜索
  3. 地域住民の避難誘導
  4. 丘陵などの地割れ崩落対応
  5. 子どもへの防災啓発 など

※詳細は消防団の活動紹介のページ

勤務地での活動 市役所消防隊

 市役所職員で構成し、平日の昼間のみ活動する「松本市役所消防隊」。
 会社員などが多く、昼間の人員不足が懸念される中心市街地の分団を補完することを目的に令和元年に結成されました。
 災害に備え、定期的に訓練と器具の点検を行っています。

市役所消防隊の写真

幅広く活動 女性部

 現在6人で活動をする女性部。
 市民への火災予防啓発活動や、消防団行事の後方支援、保育園で紙芝居を使った防火教室などを行っています。また、全員が応急手当普及員として認定されているため、救急講習等の指導も定期的に行っています。

素朴な疑問に答えます

普段なかなか聞く機会がない、消防団に関する素朴な疑問に団員や職員が答えます。

消防団は必要?

回答

消防署だけでは、地域は守れません。
火災に限らず、水害や地震などの災害時には、マンパワーが必要になります。
そのような時、地域に密着した消防団の力が必要不可欠です。

消防防災課臼山主任の写真
松本広域消防局から派遣 消防防災課 臼山主任

お酒ばかり飲んでいるイメージがあるけど?

回答

昔はお酒を飲んで打ち解けることもありましたが、今はコミュニケーションの取り方はさまざま。
最近はお酒が飲めない団員も多くいますし、いろいろな人への配慮は、今の時代に必要なこと。
時代にあわせて、消防団も変わってきていますよ。
ちなみに、詰所(待機場所)は全て禁煙です!

第20分団今井地区分団長の顔写真
普段は果樹農家! 第20分団(今井地区)分団長 犬飼賢さん

仕事があるし、入団したら負担になりそう

回答

仕事を持ちながらの活動に負担を感じているという声を聞きます。
現在、団員の処遇改善や訓練のあり方についての検討を進めています。
行政として、できるだけ団員の皆さんに負担にならない環境を整えていきます。

消防防災課高木課長補佐の顔写真
団員の確保に日々奔走! 消防防災課 高木課長補佐

どんな人がいるの?女性でも入れるの?

回答

サラリーマンはもちろん、自営業、公務員、学生、主婦…いろいろな方がいます。
18歳以上で男女問わず、体力あるなし関係なく、気持ちのある方、まちの守護人として地域のために何かしたいと思っている方、いつでも入団できます。

第1分団安原地区分団長の顔写真
普段は学校勤務! 第1分団(安原地区)分団長 西沢知恵美さん

PICKUP!!第1分団

第1分団の集合写真
第1分団の皆さん

アットホームな愛で地元を守る

 「第1分団はアットホームな雰囲気!」そう語るのは、分団長の西沢知恵美さん。
 安原地区を管轄とする第1分団には、現在33人の団員が所属しています。
 学生や女性、外国籍の方もいるのが特徴。「訓練や災害時は安全のため、階級による上下関係で厳しく動きますが、普段は家族みたいな雰囲気」とのこと。
 一方で、年代も職業も異なる人が集まるため、上手くコミュニケーションがとれず、やめてしまう方もいるそうです。そんな課題にも目を向けつつ、「同じ時に、同じ志を持つ人が集まることは奇跡だと思っています。誰もが必ず役割があります。『いつでもおいで』と呼びかけ、居心地の良い場であることを心がけます」と西沢さんは語ります。
 災害から地域住民を守るため、多様な団員とともに活動しています。

学生団員の声

雰囲気の良さが決め手!

学生団員の臼山潤さん、長野市出身、信州大学大学院生
​臼山潤さん(長野市出身、信州大学大学院生)

 先輩から誘われて、消防団の存在を知りました。
 昔から地域活動に興味はありましたが、市外から来たので、知る機会がありませんでした。
 入団の決め手は、見学時に「雰囲気がいい!」と感じたから。興味のある学生は多いと思うので、そんな学生にも消防団の存在を知ってもらえたらうれしいです。

子育て中でも参加

第1分団女性団員
​第1分団女性団員 池内歩美さん、翔真くん

 父が所属していたので、幼い頃から詰所に遊びに来ていました。
 父と一緒に活動したいという思いで、8年前に入団しました。
 皆が「自分のペースでいいよ」と言ってくれるので参加しやすい。
 子どもを連れて来ても皆が配慮してくれるので、とてもありがたいです。

団員は随時募集中!

各分団の管轄地域はこちらのページから確認できます。

入団資格・処遇

 市内在住または在勤で、18歳以上の健康な方であればどなたでも入団できます。

 活動は対価を求めないボランティア活動ですが、年間報酬や出勤手当が支給され、公務による死傷や病気は公務災害の対象となり、退職時には退職金が支給されます。

入団の申し込み

消防防災課(0263-33-1191)またはお近くの消防団へ

あなたの愛が必要なんです!このページのトップに戻る


松本市AIチャットボット