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火災を防ぐ
更新日:2014年2月27日更新
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火災を確認した場合は、一人で消せるだろうと考えずに、隣近所へ火事を大声で知らせて、すみやかに119番通報をしましょう。
初期消火で火が消せない場合は、すばやく避難しましょう。
初期消火の3原則
早く知らせる
- 火事だ、と大声を出して、隣近所に助けを求める。声が出ない時は、やかんなどを叩いて異変を知らせる。
- 小さな火でも、119番に通報、消火とともに近くの人に通報を頼むこと。
早く消火する
- 出火から3分以内が消火のできる時間の目安です。
- 水や消火器だけで消すのではなく、座布団で火を叩いたり、毛布で覆うなど手近なものを活用しましょう。
早く逃げる
- 天井まで火が燃え移ったら、いさぎよく避難します。
- 避難するときは、燃えている部屋の窓やドアを閉めて空気を遮断します。
初期消火その1 水のかけ方
- ふすまや障子、カーテンなどの立ち上がり面にかける時は、上から半円を描くようにしましょう。
- ストーブや畳などへは一気にかけます。
ただし、油なべや感電の恐れがあるものには、直接、水をかけずに、他の方法で消火しましょう。 - 地震による火災を防ぐために、揺れがおさまったら、火元の点検をしましょう。
- ガスの元栓、ストーブ、たばこの火などを消す。
- アイロンやドライヤーなどの電気器具のプラグを抜いてブレーカーを切る。
- 水の威力は消火器なみです。
コップ一杯の水でストーブの火が消えた実験の結果があります。水の消火能力はとても大きく、消火器とともに水の汲み置きをしておきましょう。
初期消火その2 消火器の使い方
- 使い方
- 安全ピンに指をかけて上に引き抜く。
- ホースをはずして火元に向ける。
- レバーを強く握って噴射する。
- 構え方
- 風上にまわって消火、火元に正対しない。
- 腰をやや落として姿勢をなるべく低くし、熱や煙を避けるように構える。
- 燃え上がる炎や煙にまどわされずに、燃えているものにノズルを向けて、火の根元を履くように左右に振る。
- 消火器の点検ポイント
- 安全ピンのはずし方は、メーカーにかかわらず共通です。はずし方を事前に確認しておきましょう。
- 火災の種類によって消火器のラベルが違います。どの火災に適した消火器か確認しておきましょう。
- 使い方を読むだけでなく、実際に操作してみることが肝心です。いろいろな初期消火訓練に積極的に参加しましょう。
- 高温多湿な場所は避けて置いておきます。サビたり変形しているものは、専門業者に点検を依頼しましょう。噴射しなくても、一度ピンを抜いたものも点検をしましょう。
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