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令和7年11月 保育園・幼稚園の給食
11月の献立テーマは、「よく噛んで、秋の食材を味わいましょう」でした。
木々の葉も赤や黄色に色づき、秋も深まってきました。11月の献立には、旬の食材であるさつま芋やごぼう、白菜、大根、金時豆、りんごなどを取り入れたほか、煮込みうどんやシチュー、おでんなど体が温まるメニューが登場しました。
給食の様子
11月5・19日 昼食【具だくさんみそ汁・豚肉のしょうが炒め・納豆和え】
納豆和えは、園の給食で初めて登場したメニューで、茹でたほうれん草、白菜、人参をひきわり納豆とかつお節、しょうゆで和えて作りました。栄養士が訪問した園では、いつもより粘り気のある和え物に戸惑う様子もありましたが、年中児クラスの子どもたちは納豆が入っていることに気づき、「納豆だからねばねばしているね」「おいしいよ!」と教えてくれました。
野菜はきゃべつやきゅうりでもおいしくできます。ひきわり納豆としょうゆはあらかじめ和えておき、茹でたあとにしっかりと水気をきった野菜と和えることで、味もなじみやすくおいしく仕上がります。ぜひご家庭でも作ってみてください。
11月12・26日 昼食【白菜のみそ汁・真珠蒸し・コーン和え】
真珠蒸しは、ひき肉と豆腐、玉ねぎ、干しいたけで作った肉だんごのまわりにもち米をつけ、蒸して作ります。蒸したもち米が真珠のように輝くことから、この名前がつけられたそうです。
栄養士が訪問した園の年少児クラスでは、おにぎりのような見た目に不思議そうにしている子どももいましたが、一口食べてみると「おいしい!」と嬉しい声が聞こえてきました。そして、「どうやって作ったの?」「おうちでも作りたい」と、一緒に給食を食べていた調理員に作り方を聞いていました。
11月27日 昼食【おでん・和風スパゲティサラダ・バナナ】
この日のおでんの具は、大根、人参、昆布、さつま揚げ、ちくわ、鶏肉、がんもどき、こんにゃくで、大きな釜でじっくり煮込んで作りました。おでんを煮込んでいるいい香りが園内に広がっていました。
栄養士が訪問した園の2歳児クラスの子どもは、「これは大根」「こっちは人参」など、入っている食材を教えてくれました。具はとてもやわらかく、しっかりと味が染み込んで、おいしく仕上がっていました。
11月7・21日 おやつ【ごぼうチップス・牛乳】
この日のおやつは、秋から冬にかけて旬を迎えるごぼうを使ったおやつでした。0.1歳児クラスや2歳児クラスには、食べやすさを考慮して、じゃが芋を使いました。
ごぼうは薄く斜めに切ってから水にさらし、しっかりと水気をきって片栗粉をまぶして油で揚げて作ります。7日はのり塩味、21日はしょうゆと砂糖で作ったタレの甘辛味で、違った味を味わいました。のり塩味は、カリカリとした食感に仕上がりました。栄養士が訪問した園の年長児クラスには、野菜が苦手な子どもがいましたが、このごぼうチップスは残さずに食べていました。

