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令和6年8月 保育園・幼稚園の給食
8月の献立テーマは、「郷土食・行事食に親しみましょう」「夏野菜をおいしく食べ、暑い夏を元気に過ごしましょう」でした。
この時期の郷土食・行事食として、鉄火なすやかぼちゃと昆布の炒め煮、七夕ほうとう、天ぷらまんじゅうを献立に取り入れました。また、夕顔(冬瓜)やきゅうり、ピーマン、パプリカ、かぼちゃ、トマト、とうもろこし、ズッキーニ、なす、すいか、メロンなど、夏が旬の食材をたくさん使用しました。
給食の様子
8月6・20日 昼食【玉ねぎのみそ汁・お豆ナゲット・ツナ和え・パイン】
お豆ナゲットは、鶏ひき肉・細かくしたゆで大豆・おからパウダー・酒・片栗粉・カレー粉・卵不使用マヨネーズを合わせタネを作り、周りにおからパウダーをまぶして油で揚げた、カレー風味のナゲットです。大量のナゲットを調理員がひとつずつ丁寧に形成して作っていました。園児はお豆ナゲットを見て、「お豆ナゲット好き!」と言いながら、あっという間に完食していました。
8月8・22日 昼食【具だくさんみそ汁・さらさ揚げ・カリコリ漬け】
「さらさ揚げ」とは、カレー粉の黄色がインドの起源の更紗(さらさ)という染め物に似ているところから、この名前がついたそうです。かじきにしょうが・酒で下味をつけて片栗粉をまぶし油で揚げ、カレー粉・しょうゆ・みりん・砂糖などの調味料を加熱したタレと絡めた料理です。この日の給食では、かじきを使用していますが、鯖やいかでも作ることができます。
8月27日 昼食【ふのすまし汁・鉄火なす・のり酢和え・メロン】
「鉄火なす」は、松本地域の郷土料理で、なすがたくさん採れる夏によく食べられています。なすや夏野菜を油で炒めて、みそ、みりん、砂糖で味付けした料理です。この日の給食では、なす・ピーマン・パプリカ・玉ねぎ・豚肉を使用して作りました。
栄養士が訪問した園の年中児クラスで、「この黄色いお野菜はなんだろう」と尋ねると、「パプリカ!赤いのもパプリカだよ!」と答えてくれました。野菜がいっぱいのメニューでしたが、「おいしいよ」と言いながら食べていました。