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令和6年1月 保育園・幼稚園の給食
1月の献立テーマは、「行事食を知り、おいしく食べましょう」でした。
新年は、行事食を食べる機会が多くありますが、その一つ一つには、家族の幸せや健康への願いが込められています。給食では、松風焼き(まつかぜやき)、菜果なます(さいかなます)、田作り、芋ようかん、七草がゆ風、おしるこなど、1月の行事にちなんだ献立を取り入れました。
給食の様子
1月12日 おやつ【おしるこ・茶】
11日の鏡開きにちなみ、おやつにおしるこを提供しました。栄養士が訪問した園では、この日年長クラスの子どもたちが、昨年末に飾った鏡餅を下げて、職員室まで運んでくれたそうです。
おやつの時間、年長クラスではおしるこが配膳されると、「いいにおーい!」とお椀をのぞき込む子どもの姿がありました。おしるこは、甘く煮た小豆の中に、上新粉と白玉粉で作ったおだんごが入っています。(誤嚥防止のため、0、1、(2)歳クラスには、かぼちゃの小豆煮を提供しました。)保育士が、「おだんごはよく噛んで食べてね。」と伝えると、みんなしっかり噛んで食べる様子が見られました。温かく、優しい甘さのおしるこでした。
1月15日・29日 昼食【わかめのすまし汁・松風焼き・菜果なます・いよかん】
この日は、お正月献立ということで、お正月ならではのメニューを取り入れました。
松風焼きは、おせち料理の一つで、鶏ひき肉やみじん切りにした玉ねぎ・人参を、みそなどの調味料と混ぜてオーブンで焼きます。上には白いりごまと青のりがかかっています。
また、おせち料理では大根と人参の紅白なますが定番ですが、給食では大根・きゅうり・りんごを千切りにした菜果なますを提供しました。りんごの甘味で子どもたちにも食べやすく、さわやかな味に仕上がっていました。
栄養士が訪問した園の年中クラスでは、子どもたちはおいしそうによく食べていました。
1月18日 昼食【具だくさんみそ汁(粕汁)・鶏肉のしょうが焼き・なめ茸和え】
20日の大寒にちなみ、体が温まるように、具だくさんの粕汁や鶏肉のしょうが焼きを提供しました。
粕汁には、大根、人参、油揚げ、鮭、里芋、長ねぎ、こんにゃく、酒粕が入っていて、一杯で色々な食材が味わえます。
鶏肉のしょうが焼きは、鶏肉・玉ねぎを、おろしたしょうがと調味料に漬けてから、オーブンで焼きます。
この日は、年少クラスで一緒に給食を食べさせてもらいました。隣で食べていた子どもが粕汁の中の里芋を指さして「これなーに?じゃが芋?」と話しかけてくれたので、「惜しい!里芋っていうお芋だよ。」と伝えると、別の子どもが「それ知ってる。おじいちゃんの畑で育てているよ!」と教えてくれました。