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令和5年10月 保育園・幼稚園の給食
10月のテーマは、「食欲の秋!ごはんをおいしく食べましょう」でした。
実りの秋を迎え、色々な食べ物がおいしい季節となりました。また、この時期は気候が涼しくなり、子どもたちの運動量が増えて、食欲もぐんと増してきます。
秋においしい食材を味わえるように、新米、さば、白菜、小松菜、さつま芋、かぼちゃ、しめじ、えのき茸、りんご、梨等を献立に取り入れました。
給食の様子
10月6日・20日 昼食【かぼちゃのシチュー・ツナサラダ・梨】
今年は9月も暑い日が続きましたが、10月に入ってようやく気温が下がった頃に、給食では久しぶりにかぼちゃのシチューが提供されました。かぼちゃの他には、鶏肉、人参、玉ねぎ、しめじ等が入っています。
栄養士が訪問した園の年中児クラスでは、シチューが好きで「今日はシチューをたくさん食べたい!」と、朝からはりきって登園した子どももいたそうです。調理員手作りのルウを使用したシチューは、とても優しい味わいでした。
10月11日・25日 昼食【ふのすまし汁・お豆ナゲット・なめ茸和え】
お豆ナゲットは、大豆やおからパウダーを使用したカレー風味のナゲットです。栄養士が訪問した園では、調理員が手早く丁寧に、一つずつ形成していました。
給食の時間、年長児クラスで保育士が「今日のナゲットには何が入っているでしょうか?」とクイズを出すと、「お肉!」「枝豆!」と、子どもたちから様々な答えが返ってきました。栄養士が「お肉も入っているけれど、大豆やおからも入っているんだよ。作るときに大豆を潰すから形は見えないけれど、よく噛んで食べるときっと大豆の味が分かるよ。」と伝えると、子どもたちはよく噛んで味わって食べてくれました。「本当だ、大豆の味がする!」という声もたくさん聞こえてきました。
10月12日・26日 おやつ【大学芋・牛乳】
この日のおやつは、子どもたちが大好きな大学芋でした。栄養士が訪問した園では、さつま芋の外側がかりっと揚げてあり、甘辛いタレとよく絡んで、皮付きでも食べやすい仕上がりになっていました。
年中・長児クラスでは、あっという間に完食する子や、「あと3個だよー!」とお皿に残った大学芋を数えながら大事そうに食べる子等、様々な姿が見られました。
10月27日 おやつ【新米おにぎり・茶】
新米おにぎりは、この季節ならではの新米を味わう機会とするために、給食委員会で考案したメニューです。いつも園のおやつで提供されるおにぎりは、具が混ぜ込んであるものがほとんどですが、新米おにぎりは、白飯の中に塩昆布が包んであるシンプルなおにぎりです。(3歳未満児のお子さんには、食べやすいように塩昆布を混ぜたおにぎりを提供しました。)栄養士が訪問した園では、調理員は米粒がつぶれないように力加減に気を付けながら、おにぎりを握っていました。
年少児クラスでは、おやつを食べる前に保育士が「今年収穫したお米で作ったおにぎりなんだよ。」と子どもたちに話していました。子どもたちは、作りたての温かい新米おにぎりをおいしそうに食べながら、中から昆布が出てくると嬉しそうに教えてくれました。新米は、噛むほどにうま味が感じられ、瑞々しくもちもちした食感で、とてもおいしかったです。