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令和5年9月 保育園・幼稚園の給食
9月のテーマは、「秋の食材、行事食をよく味わって食べましょう」でした。
秋の食材として、きゃべつ、小松菜、ブロッコリー、きゅうり、なす、ピーマン、長ねぎ、りんご、梨、さつま芋などを、みそ汁や和え物・サラダなどに使用しました。また、十五夜に合わせてみたらしだんご、お彼岸にはおはぎ、郷土食としておやきを提供しました。
給食の様子
9月6日・20日 昼食【豆腐のみそ汁・鯖のカレー風味煮・ごま和え・梨】
鯖のカレー風味煮はいつもの煮魚と違って、カレー粉を使いました。ほんのりカレー風味で、まだまだ暑さの続くこの季節でもおいしく食べることができました。廊下で会った女の子は「お魚 おいしかったよ!」と教えてくれました。
また、この夏の猛暑の影響で野菜、特にほうれん草などの青物が高く、急遽、この日のごま和えのほうれん草をきゃべつに変えて対応しました。
9月8・22日 昼食【ツナポリタン・コーンサラダ・梨・牛乳】
ツナポリタンは、給食に魚をもう少し取り入れたいということから、ウインナーの代わりにツナを使ってみてはどうかということで、献立検討会議で考えられたメニューです。ネーミングはツナの入ったナポリタンということで、ツナポリタンに決まりました。子どもが好きなケチャップ味のスパゲッティで、この日に栄養士が訪問したクラスでも、おいしそうに食べていました。
9月8日・22日 おやつ【しらすおにぎり・茶】
しらす、白いりごま、青のりを白いご飯に混ぜて作ったしらすおにぎりは、ほんのり磯の香りがします。しらすはゆでたり、オーブンで焼いたりしてから、ご飯に混ぜますが、オーブンで焼くとカリカリした食感が楽しめます。おうちでも簡単に作れますので、朝食やおやつにどうぞ!
9月11・25日 昼食【カレー・小魚サラダ・梨・茶】
カレーは子どもたちに人気のメニューの一つです。市販のカレールウに手作りのルウを加えるのがポイントです。新人の調理員が初めに覚えたいものの一つが手作りのルウです。大きな鍋で小麦粉とバターを炒めてルウを作っていきますが、混ぜ方や水分を入れるタイミングなどが難しく、先輩調理員の作っている様子を見たり、説明を受けたりしながら覚えていきます。
お姉さん先生が食育をしてくれました!
毎年公立保育園では、松本大学 人間健康学部 健康栄養学科の学生を実習生として受け入れています。栄養士・管理栄養士になるための給食運営の臨地実習で、今年度は4名の学生が4園で実習を行いました。
実習の課題の一つに、子どもたちに食育をする「食育実践」があります。学生一人一人が内容を考え、手作りの媒体を使って、給食やおやつの前に実践しました。子どもたちも真剣にお姉さん先生の話を聞き、子どもたちにとっても良い学びの場となりました。