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松本市の概要

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

 松本市は、本州及び長野県のほぼ中央に位置しています。
 平安時代には信濃国府が松本の地に置かれ、中世には信濃守護の館の所在地として、また、江戸時代には、松本藩の城下町として栄えました。
 明治40年5月1日に市制を施行し、その後、近隣の村との合併を経て現在の市域が形成され、平成19年には市制施行100周年を迎えました。
 明治期からは製糸業を中心とした近代産業が勃興し、大正初年には日本銀行松本支店が開業されるなど長野県内の経済金融の中心地となりました。近代工業化は第二次世界大戦中の工場疎開に端を発し、さらに昭和39年の内陸唯一の新産業都市の指定が契機となって、電気・機械・食料品等の業種を中心に発展し、最近ではソフトウエア産業の振興が図られています。
 商業は『商都松本』とも称されてきたとおり、中南信の商圏の中心として大きな商業集積を形成してきており、平成14年1月に竣工した12ヘクタールの中央西土地区画整理事業、蔵のまち中町街なみ環境整備事業、縄手通り整備など個性ある商店街が出現してきています。
 一方高速交通網は、平成5年に長野自動車道が全線開通、北陸地方を通年で結ぶ安房トンネルは平成9年12月開通、平成6年の松本空港ジェット化整備により、交流拠点都市としての機能も充実してきました。

 また、本市は伝統的に教育を尊重する気風が強く、明治初年の開智学校の開校に始まり、大正期には松本高校が招致されました。近年ではスズキメソード、世界花いっぱい運動が発祥するとともに、平成4年からは小澤征爾マエストロの「サイトウキネンフェスティバル松本」(平成27年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」へ改称)が毎年開催されています。また、平成14年には市民待望の美術館が開館、平成15年9月には松本市文化芸術振興条例が制定されました。さらに平成16年8月には、まつもと市民芸術館がオープンするなど、芸術文化の息づく教育のまちづくりを進めています。

 日本アルプスを擁して多くのアルピニストを迎える『岳都』、まちかどにバイオリンの調べを聴く街、セイジ・オザワ 松本フェスティバルの街『楽都』、古くから学問を尊び、学生を大事にする都、進取で議論好きの市民気質から『学都』。「『三ガク都』まつもと」~岳都・楽都・学都~と呼ばれています。

 平成12年11月1日には特例市の指定を受け、地方分権の推進と個性豊かなまちづくりを進め、平成17年4月1日には、近隣の四賀村・安曇村・奈川村・梓川村と合併し、また平成22年3月31日の波田町との合併により、新松本市としての一歩を踏み出しました。

合併5地区(旧1町4村)の概要

四賀村

四賀村は、「地球環境に根ざす新しい生活とまちの創造、エコ・ビレッジ四賀」としてまちづくりに取り組みました。
国府が配された頃には、錦服の駅が置かれて交通の要衝となりました。また、江戸時代には、天領となりますが、実質は、松本藩が統治し、会田町・刈谷原町は善光寺街道の宿場、保福寺町は江戸街道の宿場としてそれぞれ栄えました。

安曇村

安曇村は、401.50平方キロメートルという広大な面積を持ち、その57%が中部山岳国立公園に指定されており、上高地・白骨温泉・乗鞍高原など、全国的にも有数な観光地を有しています。豊富な水資源を松本平のかんがい用水などにも活用している「発電の村」から「観光の村」へと着実に進展してきました。
平成9年12月には、中部縦貫自動車道の一部として安房トンネルが開通し、飛騨地方と信州が年間を通じて通行可能となりました。

奈川村

奈川村は、豊かな自然と共生する村として、豊かな自然を多くの人々が享受し、交流が進むなかで、雇用が拡大され定住化につながるようにと、体験農園・ぶなの森・生活環境保全林などの整備、そして、温泉・スキー場・キャンプ場などの観光施設や歴史ある野麦峠などにより農林業と観光・歴史・文化の複合化が進められました。

梓川村

梓川村は、北アルプス槍ヶ岳を源とする清流梓川の恵みによって拓かれ、自然豊かです。
農業が盛んで、特に、りんごは、全国に先がけてわい化栽培を採り入れ、味、品質ともに日本一と賞され、昭和59年の農林水産祭で「天皇杯」を受賞しました。また、米は、「安曇米」として良質で、収量も多く、全国に知られています。

波田町

波田町は、上高地、乗鞍高原の玄関口であり、四季折々に美しく彩られる豊かな自然と長い歴史の遺産が残るまちです。
北アルプスの雪解け水が流れ下る梓川によってつくられた4つの段丘から成り立つ地形を特徴とし、それぞれに美しい景観を形成しています。
全国に名だたるおいしいすいか・りんごの産地として知られるなど、豊かな農産物にも恵まれています。

松本市の位置

松本市の位置は、本州のほぼ中央に位置しています。

面積

 978.47平方キロメートル(平成26年10月1日現在、県内1位の広さ)

広さ

 東西 52.2キロメートル
 南北 41.3キロメートル

標高

 592.21メートル

北緯

 36度14分17秒

東経

 137度58分19秒
(基準 松本市役所)このページのトップに戻る


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