本文
中心市街地の再設計・再活性に向けた取組み
中心市街地再設計検討会議からの提言書
3月24日に中心市街地再設計検討会議の座長と座長代理から市長に提言書が提出されました。
取組みの背景
大型商業施設の相次ぐ閉店等により中心市街地の空洞化が懸念される中、市の玄関口である松本駅周辺は、昭和の区画整理事業から40年以上が経過し、当時建設された多くの建物が改築や建替えの時期を迎えていますが、民間企業による再投資の判断は極めて厳しい状況にあります。
また、中心市街地におけるマンション需要やホテル需要は高まっているものの、それだけでは「まちの賑わい」にはつながらないことから、多くの人が集い、回遊性や賑わいを生むための仕掛けが必要です。
こうした状況をピンチではなく、チャンスと捉え、中心市街地が賑わいと活力を生み出す場であり続けるために、また、女性と若者に選ばれるまちを目指す松本市の「まちの顔」「ハレの場」として再生するために、中心市街地の再設計・再活性に取り組んでいます。
検討対象のエリア
今回、中心市街地のうち、松本駅周辺から松本城周辺までの範囲を市街地の「中核エリア」として位置付け、検討対象として設定しています。
取組みの方向性
市民や関係者の「共感と納得」を得ながら取組みを進めるため、まずは、多くの人が共有することのできる将来に向けた骨太な指針・新たな見取り図を取りまとめていきます。
具体的な取組み
1 松本市中心市街地再設計検討会議
「中核エリア」の在り方を議論し、将来に向けた骨太な指針・新たな見取り図を取りまとめ、市長に提言することを目的に、各分野の代表者や有識者を委員とする会議体を設置しました。
この検討会議は、いわゆる親会議として位置付けており、今後、様々な機会を通じて各種団体から意見をお聞きするとともに、市民の皆様の意見やアイデアを幅広く汲み取り、提言内容に反映していきます。
中心市街地再設計検討会議については、以下のページをご覧ください。
2 市民意見の聴取
今後、広く市民の意見を聴取し、検討会議の提言等に反映するため、市民ワークショップ、市民フォーラム等を開催する予定ですので、是非、ご参加ください。(開催日時など、詳細が決まり次第、このページでお知らせします。)
○松本駅を中心に居心地が良く歩きたくなる”まちなか空間”への転換
○女性と若者が集まる”ハレの場”としての都市機能
という視点を中心に、皆さんが考える「こうなったらいいな。こういう場所が欲しい。」などを教えてください。
3 松本市LINE公式アカウントでの意見募集(終了)
2024年8月9日から10月31日に市公式LINEアカウントで、ご意見やアイデアを募集しました。
皆さまからいただいたご意見は、検討会議に諮り、市長への提言に反映させていきます。
4 中心市街地再設計 市民フォーラム(終了)
主旨
2024年7月に設置した「中心市街地再設計検討会議」をいわゆる”親会議”として位置付ける中、各種団体との意見交換、ワークショップ、市公式LINE等を通じた意見募集を行い、検討会議で議論を深めてきた取組経過を振り返りつつ、2025年3月に市長に提言する「中核エリア」の将来の見取り図(案)について中間報告を行うとともに、 ゲストスピーカーを迎えて意見交換を行います。
登壇者等
[中心市街地再設計検討会議]
◯山本 達也氏(検討会議座長代理 / 清泉女子大学文学部地球市民学科教授)
◯園田 聡 氏(検討会議アドバイザー / 有限会社ハートビートプラン代表取締役)
[ゲストスピーカー]
◯山下 裕子氏(全国まちなか広場研究会理事 / Udc信州アドバイザー)
◯斉藤 博一氏(株式会社パルコ松本店店長)
※当日、参加者から寄せられたご意見・質問はSlido(Webサービス)<外部リンク>にて受け付けしました。
日時
2024年12月15日(日曜日)午後2時から4時まで ※開場:午後1時30分
会場
松本市立博物館1階講堂
資料
検討会議の取組経過、「中核エリア」の将来の見取り図(案)[PDFファイル/6.13MB]
「中核エリア」の将来の見取り図(案)へのご意見募集
2025年3月に「中心市街地再設計検討会議」から市長に「『中核エリア』の将来の見取り図」を提言するに当たり、現在の案について、ご意見がございましたらお寄せください。
■募集期間 令和6年12月15日(日曜日)から令和7年1月31日(金曜日)まで
ご意見の投稿先<外部リンク>