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市民に身近な市役所づくり (市議会で継続協議)
皆様からの意見等を踏まえ、「地域拠点とオンライン窓口の強化拡充」と「本庁舎の規模のスリム化」という原点に立ち返り、改めて市民目線から見た「市民に身近な市役所づくり」として整理、見直しを行い、議員協議会で協議しました。
議員協議会では、方向性について理解いただける意見もありましたが、さらに慎重な審議、丁寧な説明を求める意見が多く、「継続協議」と集約されました。
令和5年12月18日 市議会議員協議会資料 [PDFファイル/2.46MB]
市民に身近な市役所づくり ~市役所新庁舎の建設について~
加えて、古からの政治文化の中心地である丸の内(本庁舎)は、市政運営の中枢を担う行政機能に特化して強化することで、規模のスリム化を図るとともに、バックオフィスとして、これまで以上に市民の暮らしを守り支えていきます。
地域拠点とオンライン窓口の強化拡充 (地域づくりセンター)
市民にとって最も身近な場所である「地域づくりセンター」で何でもできるようにします。
対面とオンラインを組み合わせた窓口(新たなワンストップサービス)により、地域づくりセンターなどであらゆる相談や手続きが可能に。
申請・手続きの拠点(松本駅前)
交通結節点で多くの人が利用しやすい場所である「松本駅前」で申請・手続きを中心に何でもできるようにします。
対面とオンラインを組み合わせた窓口と電子申請端末などを数多く備えた総合窓口を設置し、限られた時間の中であらゆる申請・手続を可能に。
健康を支える拠点(南松本)
人口重心に近く、多くの人が利用しやすい場所である「南松本」で保健衛生を中心に何でもできるようにします。
保健所と既存の周辺施設が連携することで、デジタル化が進んだ将来においても、必要不可欠な対面でのサービスを充実
本庁舎の規模のスリム化(丸の内)
古からの政治文化の中心地である「丸の内」は、市政運営の中枢を担う行政機能に特化して強化
充実した市民サービスを提供するためのバックオフィスとして、これまで以上に市民の暮らしを支えます。
本庁舎の規模スリム化のポイント
「市民サービスの提供拠点」や「保健所」をより身近な場所や利用しやすい場所へ配置・拡充。その結果、本庁舎はスリム化
加えて、各課ごとの窓口を始め、待合スペースや廊下などの共用部分が不要になることから、事務所スペースもスリム化
まちづくりとの連動
市役所の建替えをまちづくりと連動させて「新たな魅力」や「更なるにぎわい」を創出します。
まちづくりと関連事業の進展を見据えた行政機能の再配置イメージ【丸の内】
丸の内は、松本城を核として外堀大通りの整備や南・西外堀の復元、博物館の解体等が予定される中、現在の本庁舎敷地を新たな公共空間として整備・利活用することで、賑わいのあるエリアを創出します。
まちづくりと関連事業の進展を見据えた行政機能の再配置イメージ【松本駅前】
松本駅前は、交通ターミナル機能・玄関口としての機能強化、再整備に合わせ、申請・手続きの拠点を配置することにより、市民の利便性向上を図るとともに、そうしたまちづくりの方向性を示すことで、行政が期待する民間による再開発や投資を促し、新たな賑わいの創出につなげていきます。
まちづくりと関連事業の進展を見据えた行政機能の再配置イメージ【南松本】
南松本は、人口重心に近く、福祉拠点施設が集積、今後交通網の整備が進む中、未利用の市有地もあることから、これを有効に活用し、保健所を柱とした行政機能を配置することで、市民の健康を支える拠点エリアとして整備を進めます。
コストの削減
本庁舎の規模スリム化や建替え中の仮事務スペースを必要としない整備手法により、コストを削減します。