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松本市時計博物館の概要
更新日:2021年12月20日更新
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- 松本市時計博物館は、松本まるごと博物館構想のもとではじめて建設されたテーマ拠点博物館です。松本市立博物館の附属施設としては8館目の博物館として、全国でも有数の古時計コレクションにより、市民の皆さんはもとより、観光で松本を訪れた皆さんの触れ合いの場としての機能を発揮できるにふさわしい博物館です。
- 昭和49年、古時計の研究者であり技術者でもあった本田親蔵氏(1896~1985)は、生涯をかけて収集した貴重な和洋の古時計コレクションを、人びとに永く親しんでいただきたいと願い、松本市へ寄贈されました。以来本田コレクションは、松本市立博物館を代表するコレクションのひとつとして人気を集めてきました。その後、市民から寄贈していただいた時計もコレクションに加わり、より充実した内容となったことから、さらなる活用を目指して、松本市時計博物館が開館することになりました。
- 新博物館の最大の特徴は、約110点の時計をできる限り動いている状態で展示していることで、今まで以上にコレクションの魅力を引き出しています。さらに、幅広い年齢層の皆さんにより親しんでいただけるように、オリジナルアニメーションをはじめとした映像をふんだんに取り入れ、時計と関係の深い蓄音機とSPレコードの鑑賞コーナーも設け休日にはミニコンサートも開催しています。
- JR松本駅と国宝松本城、松本市立博物館を結ぶ散策ルートに建ち、日本最大級の大きさを誇る振子型時計をシンボルとした松本市時計博物館は、松本市の新しいランドマークとして定着しつつあります。小さな、街のなかの博物館ですが、訪れる皆さんに大きな感動を呼ぶ博物館でありたいと考えています。