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高橋家住宅の概要

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

高橋家住宅

高橋家住宅のあらまし

 高橋家住宅は、松本市内に現存する数少ない武家住宅のひとつです。
 高橋家は、美濃国加納(現岐阜市)で戸田家に召し抱えられました。享保11年(1726年)に戸田光慈(みつちか)が松本藩主になると、志摩国鳥羽(現鳥羽市)から藩主にしたがって松本に移り住みました。
 この建物は、松本藩が藩士の住まいとして所有していた、いわば官舎でした。建築年代は、高橋家のある徒士町(おかちまち)ができた17世紀前半から、高橋家が移ってきた享保11年までの間と推定されます。現存する武家住宅では、長野県内でも最も古い建物の一つとされ、昭和44年(1969年)に松本市重要文化財に指定されました。平成16年、故高橋桂三氏から松本市へ建物が寄附され、松本市では明治16年(1883年)頃の古文書に記載されている間取りをもとに、幕末から明治時代初めころの姿に復元修理しました。
 平成21年5月、高橋家住宅は博物館として生まれ変わり、武士の生活の様子を伝えています。このページのトップに戻る


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