ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 教育委員会/博物館 > 考古博物館 > 松本市立考古博物館のみどころ

本文

松本市立考古博物館のみどころ

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

松本市立考古博物館の常設展示は、松本市内で発掘された資料を中心に、これまでの時系列的な展示から、主要な遺跡や内容に即したテーマ展示で構成されています。触れたり、体験したりと参加型のコーナーも充実しています。各コーナーの一部をご紹介します

縄文時代の土器 約12,000年前から2,300年前

今から約5,000年前から4,000年前の縄文時代中期。この時期の土器には華やかな文様がよくみられます。
このコーナーの前半では、縄文時代中期前半の土器、後半では中期後半の松本平を中心に栄えた唐草文系土器を主に展示しています。それぞれの時期によってどんな違いがあるのか見比べてみるのもいいですね。

針塚遺跡・百瀬遺跡 約2,300年前から1,700年前

弥生時代、人々は、米づくりに適した低湿地に生活の場を求めて暮らしていました。
松本市内で見つかっている里山辺の針塚遺跡は、弥生時代前期の遺跡で、弥生時代の始まりを示す遠賀川式土器が出土しています。この他、弥生時代の生活や文化など、当時の暮らしの様子をうかがえる資料も展示しています。

市内の古墳 約1,700年前から1,300年前

今から約1,700年前から1,300年前、古墳時代は始まります。
松本市内では、出川南遺跡をはじめ古墳時代のムラ跡や、古墳も残っています。展示室には、庶民の暮らしで使った生活道具、古墳に副葬されていた土器や、武器、装飾品など展示しており、当時の暮らしや文化について考えます。

古代の開発 約1,300年前から800年前

奈良や京都に都が置かれた時代の松本平に暮らした人々の生活や、当時の中央との地方の関係などについて紹介します。
古代の鍵(海老錠)がかかったケースをあけると、中には、松本市で出土した実物の海老錠や緑釉、硯などが展示されています。その他、開発に使われた農耕具、個人用として使用され始めた食器なども展示しています。

弘法山古墳 古墳時代前期

弘法山古墳は、全長66メートルの前方後方墳です。この規模の古墳では、東日本で最古級のものとして知られています。
埋葬施設は深さ1メートル、長さ5.5メートル、幅1.5メートルの竪穴式の礫槨です。松本市内を流れる梓川、奈良井川、田川、薄川の川原石が使用されていることから、埋葬者はこの周辺を治めた人物だったのかもしれません。
土師器の壺や高坏などの土器、剣や鏃、やりがんな、鉄斧などの鉄製品、鏡や鏃の青銅品、ガラス小玉などの出土資料を展示しています。

エリ穴遺跡 縄文時代後期から晩期

エリ穴遺跡は松本平を代表する縄文時代後・晩期の遺跡です。生活道具の他に、女性の全身を表した人面付土版や、全国で屈指の出土量を誇る土製耳飾りなど、マツリの道具が数多く見つかっています。これら儀礼やマツリの道具が数多く見つかっていることから、周辺のムラから人々が集まってマツリをした特別なムラでもあったと考えられています。

体験コーナー・その他

常設展示室の各コーナーと展示室前ロビーに体験コーナーを設けています。
触れる縄文土器片、土器パズルに挑戦、耳飾りをつけてみよう、かぶと・鎧を着てみよう、縄文弓矢ゲーム、火おこし体験など盛りだくさん!このページのトップに戻る


松本市AIチャットボット