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松本市立考古博物館の収蔵資料紹介

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

考古博物館では実に約32,000点以上の出土遺物を収蔵しており、そのうち1,800点を常時展示しています。このコーナーでは膨大な資料の中から、注目すべきものについて紹介します。(内容は随時更新します。)

人面付土版

人面付土版表裏

遺跡 エリ穴遺跡(松本市内田)
大きさ 高さ15.8センチ 幅8.6センチ
年代 約3,000年前
時代 縄文時代晩期
土版は関東地方を中心に、晩期の東日本で盛んに作られたもので、一般にお守りとして用いられていたと考えられています。
この人面付土版の表面には、女性の全身(顔・乳房・腕・足・性器・着衣)が表現され、非常に珍しいものです。また、ほぼ真二つに割られて出土したことから、この土版は護符以外の用途の可能性も考えられます。

土製耳飾り

耳飾

遺跡 エリ穴遺跡(松本市内田)
大きさ 口径約1センチから10センチ
年代 約3,000年から2,500年前
時代 縄文時代後期から晩期
土製耳飾りは縄文時代後期末から晩期にかけて関東地方を中心とした東日本の各地で流行します。子供の頃、耳たぶに穴を開け、小さなものからはめ込んで通過儀礼の折に、順次大きなものへと付け替えていったのではないかと考えられています。エリ穴遺跡では臼形、リング形を主に、彫りが施されたものなど、精粗さまざまあり、朱で塗られたものも多く出土しました。このページのトップに戻る


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