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水道管内に滞留した水は、水道管の鉄分等が含まれています。
鉄分等を含んだ水道水は、味・臭い・色に変化が生じる場合もありますので、
出初めの水道水(バケツ1杯程度)は飲まず、その後に出てくる水を飲料水として
ご使用ください。
水道水に限らず飲料水は、冷蔵庫や氷などで冷やすと、とてもおいしく感じます。
一般的に水道水の温度が20℃以下の場合、おいしく感じると言われています。
※松本市の水道水は、14.5℃(年平均)となっています。
水道水を沸騰させると、水道水に含まれる消毒用の塩素が無くなりますので、
臭いが気になる方は、実践してみてください。
<注意>
沸騰させた水道水は、塩素の消毒効果が無くなり、細菌等が繁殖しやすくなります
ので、 早めにご使用下さい。
水道水に含まれる塩素とレモン汁に含まれるビタミンCが結合すると、塩素が還元
されて臭いが解消されます。また、酸味が加わりサッパリとした味になりますので、
ぜひお試しください。
また、「緑茶に通す」「竹炭や活性炭を入れる」等の方法があるようですので、
お好みを探してみてはいかがでしょうか。
松本市は、北アルプスが蓄えた豊富な水を水道水として活用しています。
松本市水道原水のペットボトル「信州松本の水」は、食品・飲料水等の品質を審査する
国際的な品評機関「モンドセレクション」のビール・飲料水・ソフトドリンク部門で、金賞を
3度受賞しました(2020年・2017年・2014年)。
島内第1水源地の地下水を採取し、非加熱除菌したものであり、松本市の水源水質が
良好であることを示す、ひとつの特徴であると言えます。
また、厚生労働省「おいしい水研究会」により『おいしい水の要件』が示されており、
松本市の水道水は、概ね要件値の範囲に収まっています。
今後も、水道水質基準に適合し、『おいしい水の要件』を備えた「安全でおいしい水」
の安定供給に努めていきます。