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鉛給水管はサビが発生しにくく、柔らかく加工しやすいことから、水道を家庭に引き込む給水管として全国的に使用されてきました。松本市においても昭和の終わり頃までは鉛給水管が使用されていたため、現在でも鉛給水管が使用されている場合があります。
松本市上下水道局では水質基準を満たしている安全な水をお届けしており、ご家庭に鉛給水管が使われていても日常的な水道水の使用は問題ありません。
ただし、朝一番に水を使う場合や、旅行などでしばらく水を使用しなかった場合には、管内に溜まった水の鉛の濃度が高くなることがありますので、最初の約10リットル(バケツ1杯分程度)の水は、飲用以外(トイレや洗濯など)にご使用いただくことをお勧めします。
また、家屋の建替えや増改築の機会に、給水管を他の材質の管に取換えていただくことをお勧めします。
松本市では、老朽給水管取り換え事業として計画的に鉛給水管の取り換えを実施しております。
事業は令和28年度に終了する見込みです。
予定地域の計画図(拡大版)は下記からご覧いただけます。
老朽給水管取替業務計画 位置図(拡大版PDF) [PDFファイル/5.02MB]