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総合計画(基本構想2030・第11次基本計画)

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

 松本市はこの度、市の最上位計画に当たる総合計画(基本構想2030・第11次基本計画)を新たに策定しました。
 「豊かさと幸せに 挑み続ける 三ガク都」をキャッチフレーズに、基本構想2030に掲げる基本理念「三ガク都に象徴される松本らしさの『シンカ』(進化・深化)」に向けて、市民の皆さんと共に取り組み、一人ひとりが豊かさと幸せを実感できるまちをめざします。

総合計画冊子

総合計画ダイジェスト版

総合計画とは

総合計画とは

 基本構想は、松本市民が目指す基本理念と、その実現に向けた行動目標を示し、市民と行政が共に取り組む、今後10年のまちづくりの方針です。

 基本計画は、基本構想の実現に向けた、まちづくりの具体的な取り組みを示す、5年間の施策の方向性や施策です。現行計画の第11次基本計画(計画年度:令和3年度~7年度)は、第2期松本版地方創生総合戦略を包含しています。

松本市基本構想2030

1 策定の趣旨

 この基本構想は、松本市民が目指す基本理念と、実現に向けた行動目標を示し、市民と行政が共に取り組む、まちづくりの方針とするものです。

2 名称

 この基本構想の名称は、「松本市基本構想2030」とします。

3 取組期間

 この基本構想の取組期間は、西暦2021年度(令和3年度)から西暦2030年度(令和12年度)とします。

4 時代の捉え方

 日本の少子化・高齢化・人口減少は、この10年で加速することが見込まれています。地球温暖化による気候変動は、世界的な危機として認識され、脱炭素社会への移行が進もうとしています。
 さらに、情報通信革新の立ち遅れと未知のウイルス出現に直面し、私たちは経済構造や生活様式の見直しを余儀なくされています。
 こうした時代の大きな転換期に、加速度的に進む社会情勢の変化と向き合い、豊かで幸せな生活を送っていくためには、市民と行政が共通の理念のもとに具体的な行動を起こすことが必要です。

5 基本理念

 松本市は、北アルプスに象徴される美しき山々と幾すじもの清流に囲まれ、国宝松本城をはじめとした歴史と伝統に培われた文化の薫り高いまちとして、発展してきました。近年は、充実した医療体制と健康寿命延伸の取組みが、市民の健康に対する意識を高め、新たな価値として認識されています。
 時代が転換期を迎えている今こそ、先人たちが築いた素晴らしい「松本」を見つめ直し、磨きをかけ、価値を高めた上で、次の世代へ引き継いでいかなければなりません。
 50年先、100年先の将来を見据え、これまでの慣例や固定観念にとらわれることなく、「何のために、何をする」を意識し、社会情勢の変化に柔軟に対応していくことが重要です。
 改めて「人」を中心としたまちづくりのあり方を考え、人と自然や都市との関係をつなぎ直し、松本の地域特性を最大限に活かした循環型社会を実現することを目指します。
 そこで、私たちは、
 岳 自然豊かな環境に感謝し
 楽 文化・芸術を楽しみ
 学 共に生涯学び続ける

ことにより、三ガク都に象徴される松本らしさを「シンカ」(進化・深化)させることを基本理念として掲げます。

6 行動目標

 基本理念の実現に向けて、市民と行政が共に取り組む、5つの行動目標です。

  1. みとめる
    自分らしく生き、支え合う
  2. まなぶ
    共にはぐくみ、学ぶ
  3. いかす
    自然・歴史・文化の恵みを受け継ぎ、磨く
  4. つなぐ
    人・街・自然をつなぎ直し、未来に贈る
  5. いどむ
    新たな価値を創造し、常に進化する

7 キャッチフレーズ

 「豊かさと幸せに 挑み続ける 三ガク都」
 このキャッチフレーズのもと、このまちに暮らし集う一人ひとりが、ありのままの自分を大切にしながら、豊かさと幸せを実感できるように、さらに次の世代へ豊かさと幸せを届けられるように、チャレンジを続けていきます。

松本市第11次基本計画 (第2期松本版地方創生総合戦略)

1 計画の期間

令和3年度(2021年度)~令和7年度(2025年度)

2 計画策定の視点と構成

何のために ・・・ 第11次基本計画の目的

  • 一人ひとりが豊かさと幸せを実感できるまちをつくる。
  • 松本の地域特性を活かした循環型社会を実現する。
  • 三ガク都に象徴される松本らしさを「シンカ」させる。
  • 市民の具体的な行動(アクション)を支える。

何をする ・・・ 政策の方向性・重点戦略・基本施策

政策の方向性

 「人」を中心としたまちづくりのあり方を3つの階層に分けて整理し、これを「政策の方向性」として、松本のまちのシンカに挑みます。

  1. まちの土台になる「安全・安心」のシンカ
    安全・安心で健やかに暮らし続けるために、未来に続く、しなやかなまちをつくる。
  2. まちの主役になる「ひと・地域」のシンカ
    ひとや地域の新たなチャレンジを後押しするために、共に育み、支え、学び続けることのできるまちをつくる。
  3. まちの豊かさになる「価値・魅力」のシンカ
    新たな価値や魅力を創出するために、ひとや地域のポテンシャルを最大限に活かしたまちをつくる。

重点戦略

 「ゼロカーボン」と「DX・デジタル化」を重点戦略として位置付け、政策を推進します。

 重点戦略1 ゼロカーボン

 地球規模の最重要課題であり、まちづくりの大原則となるゼロカーボン推進

 重点戦略2 DX・デジタル化

 まちのシンカを加速するためのDX・デジタル化

基本施策

 組織や分野の枠にとらわれない取組みを進めるため、「政策の方向性」を全ての施策に共通する横串しとして位置付けるとともに、まちづくりの具体的な各論である「基本施策」を7分野、47施策にまとめました。

3 施策の体系

4 基本施策(各論)

5 人口ビジョン

人口推計

 松本市の人口は平成14年(2002年)をピークに減少傾向です。
 少子化・高齢化の更なる進展により今後も減少が見込まれる中、国の推計に即した「人口推計」を定めました。

人口推計
上段:新たな人口推計

人口に対する考え方 「人口の定常化」に向けて

 少子化・高齢化、人口減少が加速する中、最大の問題は、いわゆる逆三角形の人口ピラミッドで示される人口比率のバランスにあり、このバランスの悪さに起因して、医療費・社会保障費の増加に対する支え手不足や現役世代の負担増といった課題が顕在化しています。
 当然、人口推計に基づく厳しい現実を直視し、こうした社会保障費の増大等の課題に取り組むことが必要ですが、人口比率のバランスに起因する問題を根本的に解決するためには、平準化された人口構造を実現することが必要です。
 人口ビジョンでは、自然増と社会増を実現し、世代間の人口バランスが取れた状態のことを「人口の定常化」と表現します。

目標 「24万人程度」の人口を維持

 人口推計では、推計上の最終年である令和42年(2060年)においても、「人口の定常化」を実現することは極めて困難な状況です。
 一方で、脱東京一極集中の流れや松本のポテンシャルを最大限に活かして自然増と社会増に全力で取り組むことにより、人口推計の基準としている社人研の推計値以上の結果を生み出すことは十分可能です。
 そこで、このような取組みを通じて、地方都市の先駆けとして「人口の定常化」を実現することを目指します。

目標の達成に向けて
  • 将来に希望を持ち、安心して結婚・出産・育児ができる環境の整備を行います。
  • 首都圏を中心とする大都市から松本市に魅力を感じて移住を考える人の着実な定着をします。

附属資料

総合計画策定の検討経過

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