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移住者アンケート2024【医療・福祉サービス編】
更新日:2025年3月13日更新
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移住検討の際の参考に、実際に移住された先輩移住者(移住して5年以内の方)にアンケートを実施しました!
(回答期間:令和6年11月24日~12月31日、有効回答数:121件)
医療・福祉サービスについて
満足度
医療・福祉サービスについてのコメント
満足している点
医療機関の充実
- 信州大学病院をはじめ、基幹病院が複数あり、医療環境が整っている。
- 病院やクリニックの数が多く、選択肢が豊富。
- 救急対応が充実しており、相澤病院などは救急患者の受け入れを断らない。
- 地域のクリニックと総合病院の連携が取れており、安心して医療を受けられる。
- 大学病院の存在により、医療の質が高く、三大都市圏と比べても遜色ない。
- 総合病院でも初診から紹介なしで予約でき、丁寧に診てもらえる。
子ども・障がい者・高齢者向けサービス
- 障がい者向けの福祉サービス(福祉医療・障がい者手帳割引など)が充実。
- 病児・病後児保育制度が小学3年生まで利用可能。
- 100円福祉パスの制度により、車がなくても病院に通いやすい。
- 子どもの医療費無償化が来年から開始される予定で助かる。
利便性・アクセス
- 夜間や休日の当番医制度が整っており、首都圏より充実していると感じる。
- 駅近に病院が少ないものの、医療機関の数自体は多く利便性が高い。
- コロナワクチン接種がアルピコプラザで効率的に実施されていた。
不満に感じている点
医療の選択肢や専門分野の不足
- 産婦人科や無痛分娩ができる病院がなく、選択肢が限られている。
- 高度不妊治療が可能な医療機関がほぼなく、都内に通院している人もいる。
- 美容皮膚科やホワイトニングなど、美容系医療の選択肢が少なく、コストも高い。
- 人間ドックを受けられる病院が少なく、予約が一年先まで埋まっている。
医療の利便性・予約の取りづらさ
- 人気の病院とそうでない病院の差が大きく、人気の病院は予約が取りづらい。
- 予約前提の病院が多く、初診で受診しづらい。
- 医療機関の開業時間が短く、平日仕事帰りや土日に通える病院が限られる。
- 歯医者の予約が取りづらい。
デジタル化の遅れ・情報の少なさ
- 事前のWeb予約システムやオンライン処方箋など、医療機関のDX化が進んでいない。
- 公式ホームページがない医院も多く、診療内容や医師の情報がわかりづらい。
- 医療・福祉サービスの情報が分かりにくく、制度の周知が不足している。
医療費・福祉制度の課題
- 子どもの医療費が発生することに不満を感じていたが、来年からの無償化で改善される。
- 他自治体と比べて高額医療費の免除制度が少ない。
- 特定検診の自己負担が東京と比べて高い。
高齢化による影響
- 高齢者が多く、病院が混雑しやすい。
- 救急車が渋滞に巻き込まれることがあり、救急搬送の不安がある。