本文
移住者ショートインタビュー(転職編)
このインタビューは、松本市の転職エージェントであるイーキュア株式会社への業務委託によって作成した就職・転職ガイドブック「松本で働き・暮らす。」から紹介しています。
ガイドブックはこちらからご覧いただけます。
就職・転職ガイドブック「松本で働き・暮らす。」 [PDFファイル/9.45MB]
仕事の成果も大切だから定年後ではなく今、移住
金融・公共・医療分野のソフトウェア開発、顧客企業の課題解決・事業発展のためのソリューション提供を行う、株式会社アドヴァンスト・インフォーメイション・デザインに勤務しています。
大学で情報処理を学ぶために上京し、卒業後は都内でSEをしていました。
旅行が趣味で、夫と「定年後は田舎に住みたいけど、どこにしようか?」と話題にしたことも。
そんな中、「いざ定年して、60歳で突然新しい環境になじめるか、そこまでの体力や気力が残っているのか…」と感じ始め、40代に入り「転職する年齢としては限界に近い、でも今なら新しい職場でも仕事の成果を出せるのでは」と転職移住を決断しました。
旅行や外食を変わらず楽しめる生活水準も保てています
都内のふるさと回帰支援センターで相談したり、インターネットで調べて就活を開始。
私の実家がある金沢と夫の実家がある東京との中間地点で、旅行でもよく訪れていた松本で条件にあう現職をみつけ、転職が叶いました。
首都圏からの転職移住で経済面の変化が気になる方もいるかもしれませんが、生活には都会ほどお金がかからないため、以前と同じように旅行や外食ができ水準を保て安心しています。
松本に移住し、かねてからご主人の夢だった趣味の車を持つことができたそうです。
「都内の電車と違い、車通勤はプライベート空間なので楽しい」と小堀さん。
井戸に関連する仕事の新鮮さに惹かれて入社
井戸や温泉の掘削やメンテナンス、地質や土壌汚染調査などを行っている株式会社サクセンに勤務しています。
前職は大阪でコールセンターの営業担当でしたが、登山好きだったこともあり、自然豊かな環境を求めて、移住の3年ほど前から具体的な候補地を探すためにセミナーへ参加。
当初は、長野県以外も視野に入れていたのですが、お正月に松本へ立ち寄った際、駅前で目にした太鼓の演奏から、地域のイベントに活気を感じ「ここに移住しよう!」と決めました。
前職を退職後、妻と松本へ移住。
ハローワークで職探しをしたところ、求人の多くが全国展開している大手企業だったため、それでは移住前と変わらないと感じ、市内のエージェントを通じて現在の会社にめぐりあいました。
通勤や営業周りで目にする自然季節ごとの美しさに癒される
「井戸を掘る?そんな会社があるのか!」と興味を持ち入社。
前職では、会社回りでビル間の移動が多かったのに対し、現在は自然あふれる現場でお客様との距離も近く、喜びの声が直接聞けることが嬉しいですね。
大阪では満員電車に揺られ、ビルばかり眺めていましたが、今は車の窓から見える美しい自然に癒されています。
「少し車を走らせれば、スノーボードや登山を楽しめる場所に行けるのがいいですね。もう都会での暮らしには戻れないです」と増田さん(右側)。
進学が大きな転機に!天職に出会えたIターン
長野県内最大級のバス会社として、松本市内外の路線、上高地・乗鞍高原などの山岳リゾートや大都市へのバス運行、旅行企画を行っているアルピコ交通株式会社に勤務しています。
元々は石川県の出身だったのですが、地元を出て外に出たい気持ちが強くなり、元々関心のあった美術を専攻したかったことから進学時に松本へIターンしました。
卒業後は一時的に実家へ戻ったものの、大学時代から慣れ親しんだ場所で仕事がしたいと思ったことから再び松本市へ。
大手就活サイトを使いながら活動をしていましたが、「自分のやりたい仕事がしたい!」と思い、内定を経て現職へバスガイドとして入社を決めました。
一期一会の出会い 子どもと過ごす時間を楽しみに
今はバスガイドとしての業務に従事しつつ、周囲のスタッフのサポートも行っており幅広い業務に関わっています。
バスの行き先も全国各地、お会いするお客様は年齢も幅広いことから一期一会の出会いを大切にでき、直接喜んで頂ける仕事に大きなやりがいを感じています。
休日は子どもと過ごす時間を大切にしており、上高地線の車窓の景色を楽しむなどしています。
お子さんと「シートベルトがないねえー」「ここにもボタンがあるねえー」など車内を見回して楽しんでいる。
「道中で様々なサービスを楽しんで頂くことも公共交通の役割ではないか」と中山さん。
熱望していた化学の仕事 信州松本の地で実現
電子部品用接点材料(コネクター)における金・ニッケルなどのめっき加工を主力事業とする東新工業株式会社に勤務しています。
神奈川県出身で、大学進学を機に松本へ移住しました。
以前は食品会社で販売・営業職として全国を転勤していましたが、学生時代を過ごした思い入れの深さもあり、暮らし向きの良い松本市での仕事を考えるようになりました。
その際、化学分野の経験を活かしたいという思いもあり、県内の転職エージェントと相談して現在の会社に入社しました。
移住・転職をきっかけに、公私ともに充実した人生に
現在、めっき付けを行うための溶液の分析や調整などを行い、製品の品質を高く保つ仕事をしています。
これまでの希望してきた、化学分野での学びを活かせる仕事に就けたこともあり、大きなやりがいを感じながら仕事をしています。
また上司や仲間とのチームワークでお互い助け合いながら、共に成長し合える環境であると実感しています。
休日は学生時代のサークル仲間たちと趣味のボードゲームなどを楽しんでおり、公私ともに充実した生活を送っています。
学生時代のサークル活動から親しんでいるボードゲーム。
「サークルの後輩が新たに訪ねてくることもあり嬉しい。松本に根差して働くこその良さですよね」と高梨さん。
思い切った松本でのキャリアチェンジ 笑顔の見える仕事へのやりがい
地域に根差した福祉サービスを提供する社会福祉法人梓の郷に勤務しています。
大学進学時に山梨県へ移住し、大学生活を送りました。
しかし、慣れ親しんだ街であることや、暮らしや家族のことを考えると、改めてとても魅力的な街だと実感したことから松本市にUターンしました。
高校時代のボランティアの経験から、もともと福祉の業界に関わりたいと思っていました。
福祉事業に関わる企業で営業職として働いていたものの、日々働く中で福祉の現場での仕事を目指したい気持ちが強くなり、キャリアチェンジを決意しました。
新たなる業務への挑戦 休日は子どもとの大切な時間を
現在の職場には知人の紹介で就職し、サービス付き高齢者向け住宅の施設リーダーとして、現場の業務も並行して行っています。
介護の仕事は利用者さんの反応が直に見え、感謝されることが多い仕事なので大きなやりがいを感じています。
休日には子どもと一緒にイオンモールに出かけて買い物やクレーンゲームを楽しんでいます。
子どもと出かけたり遊んだりしやすい環境が身近にあるのも、松本市に住む魅力だと感じています。
「子どもと遊ぼうと思ったときに選択肢が多いのが松本の良さですね」と塩野さん。
イオンモールや公園など、足を延ばせば子どもと触れ合える場所が松本にはたくさん。