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若者世代の松本定住率を向上させるマルチライフサポート基盤の構築と実装(DigiMAT)
代表企業
日本電気株式会社(NEC)
目的
若者の定住
松本市のブランドイメージは広く浸透しており、住民満足度も高い。人口の社会増及び若者人口比率は県内最多。また、信州大学の学生の75%は県外からくることから、若く多様性のある人々が存在する。一方、松本市からの転出は20~34歳が最も多く、大学卒業後の転出、転勤が多いと推測。このような状況から、プロジェクトでは、以下のような将来像を目指す。
●10年先も生産労働人口の維持ができること。
●県内で高い若者人口率を維持し、暮らしやすい街。
主な内容
●大学生に対する地域の理解促進、愛着心の醸成、就職に係る情報発信を行い、コミュニティ形成や地域企業との連携につながるサービスの創出
●大学生の行動分析を行い、魅力ある街づくりにつなげる。
●日本電気株式会社はマルチライフサポート基盤(FORESTIS) を提供し、大学生がサービスの企画・検討を実施、松本市内スタートアップ企業と協働で構築し、社会実装を行う。
令和5年度の取組み
令和5年度を3か年の取組みの初年度に位置付け、次年度以降の実証・実装に向けた調査研究等を行います。次の段階への移行については都度審査を行います。
信州大学「銀嶺祭」での取組み
概要
11月4 日(土)、5日(日)に開催される信州大学の「銀嶺祭」において実施するアンケートから、NECが提供するマルチライフサポート基盤 (以下「基盤」という。)を活用して参加満足度等を分析し、どのようなデータや仕組みが学生等のニーズに合うコンテンツやサービスの提供、創出につながるのかを調査研究します。
データの取得、分析の方法等
Webメディア、「シンダイガイド」のLINEアカウントをタッチポイントに、銀嶺祭の参加者にアンケートを実施し、データを取得します。取得したデータは基盤を活用して分析します。
「シンダイガイド」のLINEアカウントは以下のQRコードです。銀嶺祭に参加された方は、ぜひアンケートの回答にご協力をお願いします。
取組みの特徴
データの取得に必要なアンケートの企画検討及び取得したデータの分析は、信州大学の講義の中で学生が行います。
主な連携体制 、役割
●NEC ・・・ ・ ・・・・ ・ ・ プロジェクトの全体管理、基盤の提供
●プルグラデザイン ・・・ ・・・ シンダイガイド と 基盤と の連携構築
●信州大学 ・・・・・・ ・・・ ・銀嶺祭の開催、データ分析
●DigiMAT ・・・・・ ・・プロジェクトの支援