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運営推進会議、介護・医療連携推進会議について
地域密着型サービス事業所は、地域住民に開かれたサービスとするために「運営推進会議」(定期巡回・随時対応型訪問介護看護は「介護・医療連携推進会議」)を設置する必要があります。
会議の開催は、提供しているサービス内容等を明らかにし、地域に開かれたサービスとすることで、サービスの質の確保を図ることを目的としています。
運営推進会議等の構成メンバー
構成メンバー |
内容 |
---|---|
利用者 | 事業所を利用している方 |
利用者の家族 | 利用者の家族は、必ずしも参加する利用者の家族でなくてもかまいません。 |
地域の代表者 |
例として
※「地域団体の代表者等」は、団体の長を必ずしも選任する必要はなく、副会長や役員も対象です。 |
知見を有する者 |
例として |
地域包括支援センターまたは市職員 | 事業所が所在する地域の包括支援センターへご連絡ください。 |
会議の委員数は、「利用者及び家族」並びに外部から招く者として「地域住民の代表者等 2名以上」、「知見を有する者 1名以上」及び「市職員または地域包括支援センター職員 1名」の合わせて6名以上としてください。
常に会議に出席しない者や出席しないことが見込まれる者については、構成メンバーとしないでください。
構成メンバー | 内容 |
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地域の医療関係者 | 地域の医療機関の医師やソーシャルワーカー等 |
介護・医療連携推進会議は、運営推進会議のメンバーに加え「地域の医療関係者」の選任もお願いします。
運営推進会議設置報告書の提出
地域密着型サービス事業所の開設に併せて、運営推進会議を設置した場合、または、構成メンバーに変更があった場合は次の運営推進会議設置報告書を松本市健康福祉部高齢福祉課へ提出してください。
会議の開催頻度
サービス種別 | 開催頻度 |
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地域密着型通所介護 |
おおむね6か月に1回 |
認知症対応型通所介護 |
おおむね6か月に1回 |
小規模多機能型居宅介護 | おおむね2か月に1回 |
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) |
おおむね2か月に1回 |
地域密着型特定施設 |
おおむね2か月に1回 |
地域密着型介護老人福祉施設(地域密着型特養) |
おおむね2か月に1回 |
サービス種別 | 開催頻度 |
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定期巡回・随時対応型訪問介護 | おおむね6か月に1回 |
会議の内容
運営推進会議等では次のような内容について、話し合ってください。なお、議題については口頭の説明だけでなく、資料を用意するなどわかりやすい会議進行に努めてください。
※なお、配布する資料については、その内容から個人が特定できないよう個人情報の取り扱いに注意してください。
活動状況の報告や事業所の評価
例として
- サービスの提供内容に対する評価及び要望・助言等
- 地域交流の実施状況に関する評価及び要望・助言等
- 事故・ヒヤリハット事例及び改善取り組みの評価及び要望・助言等
- 苦情・要望への対応の評価及び要望・助言等
事業所運営関係の報告
例として
- 利用者数、新規入居者・退去者数等
- 人員配置(従業者総数、職員の採用・退職、勤務シフト等)の変動
- 事業所単体または運営法人の収支・決算状況
- 行政から受けた指導の内容及び改善状況
- 介護保険対象外の費用の新設・変更
- 従業者の各種研修受講の状況の報告及び評価
その他
例として
- 地域住民が参加する事業者主催の催しの提案・企画及び反省会等
- 地域で開催される催しへの参画・協力内容
- 認知症についての勉強会
- 家族からの要望、意見
- 避難訓練や災害が発生した場合の対応について
議事録の作成と公表
会議で報告した内容、メンバーから出た要望・評価・助言等については、議事録にまとめ開催日の翌日から「2年間」事業所で保管してください。
議事録は、利用者や来訪者が見やすい場所に設置または掲示してください。
※公表に当たっても、利用者及び家族の個人情報保護に努めてください。
開催状況の報告
毎年4月から10月に開催した報告は11月中、11月から3月に開催した報告は4月中に、次の「運営推進会議開催状況報告書」により、松本市健康福祉部高齢福祉課へ提出してください。
- 運営推進会議を2か月に1回開催する場合は、こちらの様式を使用してください。
- 運営推進会議、介護・医療連携推進会議を6か月に1回開催する場合は、こちらの様式を使用してください。