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令和4年5月 保育園・幼稚園の給食
5月の献立テーマは「給食に慣れ、旬の食材を楽しみましょう」でした。
5月になり、園での生活にもだんだんと慣れてきた様子の子どもたち。今月の給食では、一年でこの時期しか食べることができないふきやたけのこ、きぬさや入りの山菜煮、よもぎ団子、アスパラガス入りの初夏のサラダ、レタススープ、にらたま汁、こかぶ漬けを提供しました。調理前のふきやたけのこを子どもたちに見せている園もありました。
給食の様子
5月2・16日 お昼 【レタススープ・親子煮・なめたけ和え・国産オレンジ】
この日の給食では、今が旬のレタスを使ったレタススープを提供しました。レタスは、生のままだとペラペラしているので子どもたちにとっては噛みにくいこともありますが、スープに入れて加熱することでしんなりとして食べやすくなります。やさしい味のスープに仕上がっており、おかわりをする子どもの姿も見られました。
5月19日 お昼 【豆腐のすまし汁・ミートボール・カリコリ漬け・国産オレンジ】
園のミートボールは、豚ひき肉、鶏ひき肉、みじん切りした玉ねぎに、つなぎの卵やパン粉を加え丸めたものを油で揚げて作ります。仕上げにケチャップ、ウスターソース、砂糖で作ったソースをからめて完成です。この日栄養士が訪問した園の2歳児の子どもたちは、大きな口を開けてかじりとって食べていました。
5月10日 おやつ 【ポンデケージョ・牛乳】
ポンデケージョは、ブラジル生まれのパンで、ブラジルの公用語であるポルトガル語で「チーズのパン」という意味があります。園のポンデケージョの生地は、白玉粉、上新粉、絹ごし豆腐、ベーキングパウダーで作ります。もちもち食感のポンデケージョは、子どもたちにも人気のおやつのひとつです。生地を混ぜたり、丸めたり、子どもたちにもお手伝いをしてもらいながら、ご家庭でも作ってみてください。詳しい作り方は、園の調理員にお尋ねいただくか、下記URLからレシピ集6をご覧ください。
保育園給食について
- 保育園給食は、食(食材)経験が浅い乳幼児を対象としているため、”サイクルメニュー”を実施しています。サイクルメニューとは月に同じ献立を2回実施するもので、1回目に食べられなかった献立も、2回目には食べることができるようになっていきます。
- このほかに、個別対応として、離乳食と食物アレルギー対応食も献立を作成し、各保育園で提供をしています。
- 汁物のだしは、煮干やかつお節を使い、カレーやシチューのルーも小麦粉とバターから手作りしています。
- おやつは、ほとんどが手作りです。幼児は体が小さい割に栄養必要量が多く、一度にたくさんの量が食べられないため、3食の他におやつで補うことが必要になります。おやつも食事の一部と考えているため、おにぎりやパン、芋類なども取り入れています。
松本市の食育については、”まつもとの食育”をご覧ください。