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保育園の給食
今月の献立テーマは「寒さに負けないようにいろいろ食べよう!」でした。
寒さが増してくる時期ですが、しっかり食べて、体を温め、元気に冬を過ごせるようにということで、具だくさんの汁や煮物などを多く取り入れました。また、体を温めてくれる冬野菜(根菜類や芋類など土の中で育つもの)を使用した献立も提供しました。
給食の様子
12月1・15日 おやつ【さつま芋蒸しパン】
この日のおやつはさつま芋のたくさん入った蒸しパンです。ほんのり甘い生地にさつま芋が入って、おなかも大満足です。
園ではその日のメニューを展示するサンプルケースを設置しています。保護者の方がお迎えに来た時に、お子さんがどんな給食を食べたか見ていただくものです。帰りに親子でサンプルケースを覘いて、「今日の給食はどうだった?」「おいしかったよ!」などの会話をしている姿が見受けられます。
12月5・19日 昼食【カレー・春雨サラダ・みかん・茶】
子どもたちに大人気のカレーです。給食室の前で会った子どもが「今日はカレーだから、ごはんをたくさん入れてもらったよ!」と教えてくれました。園の給食は、市販のルウと小麦粉とバターで作った手作りのルウを合わせて作るので、とてもやさしい味がします。子どもたちにとって、思い出の味になるといいと思いました。
12月13・27日 昼食【みそバタースープ・さわらの照り焼き・おかか和え・りんご】
新メニューのみそバタースープです。これは、昨年度の具だくさんみそ汁コンテストの「給食に出たらいいな部門」最優秀賞「みそラーメンが食べたくなっちゃうおみそ汁」をアレンジしました。作っている最中から、みそラーメンのような香りがして、「本当にラーメンが食べたくなっちゃうね!」と調理員さんも作りながら思ったそうです。初めてのメニューでしたが、子どもたちもよく食べていました。
具だくさんみそ汁については、こちらからご覧ください。おいしく食べよう 具だくさんみそ汁運動
12月21日 昼食【野菜スープ・フライドチキン・もみの木サラダ・みかん】 おやつ【ケーキ・茶】
この日に栄養士が訪問した園では、クリスマス献立でした。定番のフライドチキンやブロッコリーをもみの木に見立て、星形に型抜きした人参が入ったサラダが出ました。クリスマスの雰囲気を出すために、調理員が衛生に十分注意しながら、手作りのサンタのピックをフライドチキンに飾りつけました。
ケーキもロールケーキにハート形に切ったいちごや生クリームを飾りました。
ホールもこの日のために、園児や保護者が作った飾りが飾り付けられていました。
保育園給食について
- 保育園給食は、食(食材)経験が浅い乳幼児を対象としているため、”サイクルメニュー”を実施しています。サイクルメニューとは月に同じ献立を2回実施するもので、1回目に食べられなかった献立も、2回目には食べることができるようになっていきます。
- このほかに、個別対応として、離乳食と食物アレルギー対応食も献立を作成し、各保育園で提供をしています。
- 汁物のだしは、煮干やかつお節を使い、カレーやシチューのルーも小麦粉とバターから手作りしています。
- おやつは、ほとんどが手作りです。幼児は体が小さい割に栄養必要量が多く、一度にたくさんの量が食べられないため、3食の他におやつで補うことが必要になります。おやつも食事の一部と考えているため、おにぎりやパン、芋類なども取り入れています。
松本市の食育については、”まつもとの食育”をご覧ください。