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旧犬飼呉服店、旧横内医院、宮海道堰堤が登録有形文化財に登録されます

更新日:2024年7月19日更新 印刷ページ表示

令和6年7月19日(金曜日)、松本市内の下記建造物を登録有形文化財として登録するよう、文化審議会から文部科学大臣あてに答申され、近く登録される運びとなりましたのでお知らせします。

登録有形文化財として登録することが答申された建造物

旧犬飼呉服店

店舗兼主屋

松本城南東、善光寺街道の角地に建つ旧呉服店の町家。土蔵造2階建、正面はモルタル洗出仕上に目地を入れ石造風、側面などを漆喰塗仕上。1階は通り土間沿いに部屋を一列に並べ、2階に端正な床構え付き座敷を配す。石造風外観が街路景観の近代化を物語る。

文化財の名称 旧犬飼呉服店店舗兼主屋

員数 1棟

建築年代 昭和前期/令和5年改修

所在地  松本市大手4丁目1244イ

旧犬飼呉服店の外観旧犬飼呉服店2階座敷(東側)

土蔵

主屋の背後に建つ家財蔵。妻入の土蔵造2階建で、正面1、2階に銅板葺庇を付ける。内部は各階1室の板敷で、2階に豪壮な梁組を現す。外壁は白漆喰塗で腰海鼠壁とし、正面2階中央に掛子塗扉を付した窓を開く。重厚かつ均整のとれた外観で屋敷構えを整える。建築年は棟木墨書による。大工棟梁は萩原助太郎義輔。

文化財の名称 旧犬飼呉服店店土蔵

員数 1棟

建築年代 明治6年

所在地  松本市大手4丁目1244イ

旧犬飼呉服店土蔵の西面旧犬飼呉服店土蔵2階

旧横内医院

上高地線大庭駅の南方に位置し、敷地に東面して建つ医院兼主屋。正面は円柱を立て、起り付き入母屋造の玄関ポーチを付し、外壁モルタル塗洗出仕上、腰は石張風とする洋風医院で、背面に和風主屋を接続。診療室、薬局等の設えを残し、地域医療の歴史を伝える。

文化財の名称 旧横内医院

員数 1棟

建築年代 昭和7年/昭和40年代増築

所在地  松本市大字島立門田1867-1

旧横内医院正面外観旧横内医院上座敷

宮海道堰堤

松本市街を東西に貫流する犀川水系薄川上流の狭窄部に築かれた県営砂防施設。半径30メートルの円アーチ形をした堤高15メートルのアーチ式堰堤。表面谷積で水通しに丸みを付け、内部に粗石コンクリートを充填する。我が国最初期のアーチ式砂防堰堤で貴重。

文化財の名称 宮海道堰堤

員数 1基

建築年代 昭和14年

所在地  松本市大字入山辺字宮海道沢

宮海道堰堤下流上空より全景宮海道堰堤上流上空より全景

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