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「卒業おめでとう」の気持ちを込めて、給食センターから「卒業お祝い献立」を出しました。赤魚は皮が赤く、身が白い魚です。おめでたい色である紅白を表してみました。赤飯やすまし汁は、おめでたいときに昔から食べられてきた日本の伝統料理です。
サバサンドを知っていますか?サバサンドは、トルコのイスタンブールという都市の名物グルメです。本場では焼きサバとレタス、たまねぎなどを挟んで食べます。給食では食べやすいように焼きサバではなく、さばの竜田揚げにしました。さばと一緒にパンに挟めるように、副菜はたまねぎの入ったコールスローです。
今日は松本の日の献立です。今日の給食の中に一つ郷土料理があります。それはどれでしょうか?(1)具だくさん粕汁 (2)ひじきたまごやき (3)野沢菜漬けの炒め物(間をあける)答えは、野沢菜漬けの炒め物です。11月ごろに漬けた野沢菜ですが、今の時期になると、すっぱくなります。油で炒め、さとうを加えるとすっぱさが減っておいしく食べられます。食べ物を無駄にしない、昔の人の知恵がつまった一品です。
献立表に給食バージョンのレシピを載せました。減塩レシピとなっていますので、造ってみてください。
センターで作る、肉じゃがは味がしみこみ人気のある一品です。そこに、キムチ漬けを加えて、体が温まる一品にしてみました。
作り方はとても簡単です。いつもの肉じゃがに、キムチ漬けを入れるだけ。給食では、全体量90gのうち、キムチ漬けは8g入れました。辛いものが得意な方はもっと入れてもおいしく食べられると思います。レシピが欲しい方は西部センターに問い合わせてください。ぜひ作ってみてください。
このお正月献立には、松本市で昔からお正月に食べられている料理をみなさんに味わってほしいという願いがあります。松本市では、大晦日にもお正月にもぶりを食べる風習があります。そして、紅白なますは赤と白の縁起の良い色を使った、お正月ならではの料理です。
松本市では「おいしく食べよう具だくさんみそ汁運動」を進めています。なぜ具だくさんのみそ汁がよいのでしょう?それは、具が多いことで素材のうまみがたくさん出ること、そして汁の量が減ることで、味噌が少なくてもおいしくなり、塩分の取りすぎ防止につながるからです。赤の食品「肉・魚・卵・大豆・海藻」と緑の食品「野菜・きのこ」やいもなどをたっぷり入れることで、汁にご飯を組み合わせるだけで簡単バランスごはんになるので、忙しい朝にもおすすめです。
給食センターから「お年取り献立」をお届けします。年末の年越しは昔から特別な日として大切にされ、松本市では年取り魚としてブリが食べられてきました。年越しのごちそうとして食べる魚は地方によって違い、関東では鮭、関西ではブリが一般的だそうです。給食にも「お年取り献立」として、ブリを出しました。きたる2022年がみなさんにとって良い年になりますように。
今日の汁ものは「コンテスト入賞みそ汁」です。松本市の具だくさんみそ汁コンテスト「給食に出たらいいな部門」の最優秀賞の作品です。名前は「みそラーメンが食べたくなっちゃうおみそ汁」です。風味がよくて、麺を入れてもよし、ご飯にも合うおみそ汁です。今月の献立表にレシピを載せていますので、ぜひおうちでも作ってみてください。
今日は二子小学校の希望献立です。学校からのメッセージを紹介します。
二子小学校では、「給食でサンタさんからのおくりもの」をテーマに献立を考えました。高学年にアンケートをとり、好きなものだけでなくバランスを考えた献立となりました。みなさんも大好きなメニューだと思います。いつもおいしい給食センターの方々へ感謝して残さず味わって食べましょう。
11月24日は和食の日です。日本の自然から生まれ、歴史の中ではぐくまれてきた日本の食文化である和食を知ってもらいたいため、今週をだしを味わうWeekにしてみました。今週は、3回和風のだしが出てきます。今日は1回目、「すまし汁」です。では問題です。今日のすまし汁のだしは次のうちどれでしょう?(1)煮干しだし(2)かつおだし(3)かつお昆布だし(間をあける)答えは(3)です。いつもよりうま味の多いだしですが、みなさん気づきましたか?
というクイズをだして、だしを味わってもらうようにしました。
松本の日献立として、今日は山形村のごぼうを入れました。ごぼうは、ユーラシア大陸という中国からロシア、ヨーロッパまでの一番大きな大陸が原産地で、中国では古くから薬草として使われていました。日本には、千年以上前に入ってきましたが世界中でごぼうを食べているのは日本だけだそうです。ごぼうは、固くて繊維があり、噛みごたえがあります。よく噛むことは、あごをきたえ、唾液をよく出したり、脳への血流を良くしたりと体によい効果があります。
今日の納豆は松本市産の「ナカセンナリ」という種類の大豆を使って、長野市の納豆専門の業者さんに作ってもらいました。ナカセンナリは信州生まれの中粒大豆で、甘みが強いのが特徴的です。一般で流通している納豆は外国産の大豆を使ったものが多いので、よく味わって食べると、普段食べているものと味の違いが感じられるかもしれないですね。
202110もったいない献立
10月30日は食品ロス削減の日です。松本市では、保育園と小学3年生で食品ロスの勉強するくらい、力を入れて取り組んでいます。そこで今日の給食は食品ロス削減を意識した献立です。りんごは松本市、今井地区産のジューシーなシナノスイートです。これを皮ごと食べます。粕汁にはお酒のしぼりかすが入っています。もったいない丼には、普段は捨てている白菜の外側の部分を使いました。本当は食べられるのに捨ててしまっていることをもったいないと思う気持ちを持っていきたいですね。
県産牛肉の食べて応援献立です。昨年度、牛肉の食べて応援献立をした際に「ステーキで食べたい」というリクエストをたくさんいただいたので、ステーキに挑戦してみました。だいこんおろしとレモン果汁のさっぱりとしたソースをかけました。使用している牛肉は、松本市のものを中心に、県内で生産された信州プレミアム牛肉です。
今日の献立は「おてっか」です。おてっかは鉄火なすとも呼ばれています。なすを味噌と砂糖で味付けする松本市の郷土料理です。家庭によって使う食材に違いがあります。学校給食ではなすの他に、たまねぎ、にんじん、ピーマンを入れました。なすは油との相性も良く、火を通すことで量も減るため、おてっかでたくさんなすを食べられますね。
高綱中学校の希望献立です。高綱中学校からコメントをもらいましたので、紹介します。「唐揚げは大人気でしたが他にも数多くの希望が提出されました。それを見ながら、今まで本当にたくさんのメニューの給食をいただいてきたのだなと思いました。出されたものはどれもみんなが大好きなものばかりで、その中から選ぶことは大変でしたが、栄養バランスを考えて作ってくださった私たちの希望献立。おいしく味わってください。」
今井小学校の希望献立です。今井小学校からコメントをもらいましたので、紹介します。「今日の献立は6年生みんなで決めたテーマ「パンにあう洋食こんだて」に沿って全校のみなさんがバランスのいい栄養がとれておいしく食べられるように話し合って決めました。残さず食べてくれるとうれしいです。」
郷土料理というのは、その地域で昔から食べ継がれてきた料理です。今日の切昆布となすの煮物は、松本地域で8月の中旬に食べられている郷土料理です。細切り昆布と干し揚げが特徴です。給食では干し揚げのかわりに油揚げを使っています。干し揚げは夏の時期になるとスーパーで売っていますが、これが見られるのは松本地域のみです。冷蔵庫がなくても長期間保存ができる食材です。見たことはありますか?
8月の献立表にレシピを載せた「ブロッコリーサラダ」の日の献立です。
本センターでは、佐久市産の冷凍ブロッコリーを納品してもらい、大きな釜でゆでて氷水で冷やしています。衛生管理上、75℃ 1分以上の加熱をするのですが、ゆですぎると柔らかくなりすぎておいしくなりません。衛生管理基準を守りつつも、少し歯ごたえが残る絶妙なゆでかたをしてくれるため、希望献立でどの学校からも出てくるくらい、人気です。ポイントは、ゆでたあとのブロッコリーを氷水でしっかり冷やすことです。ぜひ自分好みのゆで加減をみつけてくださいね。
七夕の献立です。愛媛県産の真鯛入り天の川汁は真鯛のだしが味わえる汁です。また、星の形のコロッケ、そしてサラダはわかめで夜空を、コーンで星を表現してみました。松本市では、七夕に七夕人形を飾ったり、七夕ほうとうを食べる習慣があります。七夕ほうとうは、ほうとうの麺にきなこをまぶしたり、あんこをまぶして食べる、松本の郷土食です。
オリンピック・パラリンピックにちなんだ献立です。塩ちゃんこ汁は、開催地である東京の郷土料理で、もとはお相撲さんの料理でした。手をついたら「負け」となる相撲の世界では四つ足の動物の肉を使うことを避けて、2本足で立つ鶏肉が使われます。五色のサラダはオリンピックマークの五色をイメージしました。オリンピック・パラリンピックといえばメダル。そこでこの献立の中に、金・銀・銅がかくれています。金は金芽米ごはん。銀は銀ひらす、銅はぶどうゼリーです。松本市のごはんは松本市産のお米の金芽米を使用しています。
みなさんは、6月には松本でどんな野菜が収穫されているか知っていますか?松本のような寒い地域では、冬の時期に農産物があまり収穫されません。暖かくなってくると白菜やセロリ、キャべツなど松本で獲れる野菜が増えてきます。今日はは松本の日献立です。松本の日献立には松本地域の食材をつかった献立や郷土料理を出していきます。
今日は菅野小学校の希望献立です。菅野小学校からのメッセージを紹介します。「菅野小学校で選んだ献立は、みんなが大好きなメニューだということはもちろんですが、いろどりや栄養のバランスも考えてあります。給食を日々作ってくださるセンターの方に感謝をして、おいしく笑顔でいただきましょう。」
子どもの日は、「端午の節句」ともいい、男の子の健やかな成長を願って、縁起の良いものを食べる風習があります。ごはんに入っているたけのこは、1日に1メートルも成長することがあることから、たけのこのようにすくすくとまっすぐ大きく成長するようにとの願いを込めました。
今日は、芝沢小学校の希望献立です。テーマは「みんなの好きなもの献立」です。全校のみんながおいしいと思う食べ物でアンケートをとって希望献立にしました。おいしく食べてもらえるとうれしいです。そしていつもおいしい給食をつくってくれる給食センターの方に感謝してしっかり「いただきます」と大きな声で言っておいしく食べましょう。
5月献立表にレシピを載せた、「かつおのスタミナ揚げ」が出た日の給食です。かつおとごぼうに片栗粉をまぶして油であげたものに、にんにくしょうゆのたれをからめています。上りかつおは、脂分が少ないので、今回のように油で揚げるとおいしく食べられます。作ってみてください。
新年度が始まりました。一年間、給食を美味しく食べてもらえるとうれしいです。日本では、昔からおめでたいときには縁起の良いものとして紅白の色を使ってきました。このお祝い献立の中にも、紅白の色を使っているところがいくつかあります。探してみてください。
お花見献立のデザートである三色だんごの三色には、それぞれ意味があります。白は春の名残を、ピンクは春の訪れを、緑は夏のきざしを表しています。今日の給食は他にもすまし汁に花ふを入れ、サラダも春をイメージした彩で作りました。食べながら春を感じてもらえるとうれしいです。