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松本市の近代水道施設が国の登録有形文化財に登録されました

更新日:2021年12月20日更新 印刷ページ表示

旧城山配水池・接合井の画像
旧城山配水池・接合井

どうして有形文化財になったの?

平成19年度から20年度にかけて、長野県教育委員会が近代遺産総合調査を実施し、旧城山配水池・接合井が国の登録有形文化財候補物件となりました。
平成25年9月には文化庁調査官による現地調査が行われ、旧城山配水池・接合井と島内第1水源地施設を合わせ一体的に登録有形文化財としたらどうかと助言されました。
その後、登録に向け準備を進め、平成26年9月末に文化庁長官に資料を添えて、文化財登録の意見具申を行い、平成27年8月正式に国の有形文化財に登録されました。

どういった価値があるの?

国の登録有形文化財となった城山配水地の旧配水池、接合井と島内第1水源地集水井等施設については、大正11年から12年にかけて作られたもので松本市の近代水道における当初施設であり、松本市の水道の歴史を伝える貴重な文化財です。
また、我が国の近代水道施設の建設において先駆的役割を果たした佐野藤次郎(水源調査)と武智正次郎(設計)が関わっています。
これらの建造物は築後90年以上経過しているにもかかわらずいずれも当初の姿をよく残しており、松本市の近代化の歴史を伝える上でも貴重な遺産ともいえます。
旧城山配水池・接合井は当時としては最高の建材であったレンガで作っていること、また、アールデコ調のデザインを基調としている点など、当時の時代性をよく示しているといった評価も得ています。

登録される施設の写真

旧城山配水池・接合井

島内第一水源地

伸びゆく水道

昭和39年当時の上水道建設を収めた貴重な映像が発見されました。
映像が古く見づらかったり、聞き取りづらいなどありますが、当時の旧城山配水池や島内第一水源地の様子などが撮影された貴重な映像ですので、ぜひご覧ください。
なお、大きい音が出る場合がありますので、音量を下げてからご覧ください。

施設を見学したい

登録される旧城山配水池・接合井及び島内第一水源地の施設見学も行っております。
ご希望される場合は、上水道課までご相談ください。
なお、城山配水地施設内において、現在耐震化工事を行っているため、安全を考慮しご希望にそえない場合がありますので、あらかじめご了承ください。


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