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市長記者会見 令和3年(2021)3月15日

ページ番号:435-363-394

更新日:2021年4月12日

記者会見で使われた資料をまとめたものです。

スマートフォン等対応動画版



再生時間55分

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【資料1 県全体と松本市の感染者の推移(12月1日以降)】

【市長】
 まず新型コロナウイルスの感染状況からお伝えいたします。
 松本市では3週間あまり陽性者0が続いておりましたが、おととい1人新規の陽性者が確認をされています。首都圏を中心に、全国的にはウイルスが変異株に置き換わる状況になりつつあると、専門家の皆さんは指摘しています。変異株になりますと感染力がかなり増すということ。そして、それほど日本国内ではまだ広がっていないとはいえ、免疫がまたリセットされるということもあり、この変異株が置きかわる状況になるということは、今落ち着いた状況にある松本にとっても、注視をしていかなければいけない状況だと認識をしております。そうした中でも、個人レベルの感染防止策は変わらないわけでありまして、距離をとる。マスクをつける。そして手指消毒を徹底する。とりわけ、まず飲食の際にはそのことに留意をしていただくということをお願いしたいと思います。また私どもとしては、初期段階の感染の兆しを見逃さないことが大切だと認識をしておりますので、そうしたことに留意しながら、この3月末から4月初めにかけての人の移動が増えるタイミングですので、留意して臨んでまいりたいと思っております。

 私からは、3点ご報告をさせていただきます。
 1点目は、すでに一部で報道も行われ、また2月議会に基金条例を提出させていただいている、給付型奨学金制度の新設についてです。


【資料2 未来の先生を応援します!松本市 中原淑子奨学金】

この奨学金制度ですが、こちらの写真にもありますが、中原淑子さんという方が1億6,500万円あまりを松本市に寄付をしていただいて、それを、故人の意志を踏まえて創設するものです。中原さんは大正15年に東京でお生まれになって、そして、5歳のときに父親が亡くなったのを機に、母親の出身地である松本に戻ってこられた方です。そして、松本高等家政女学校、今の松本美須々ヶ丘高校を卒業して、小学校の教員を長く務められました。退職後は、安曇の島々地区で暮らしておられたという方です。遺言として、子供たちの奨学金の資金として、教育に資するよう有効に活用してほしいということがあり、遺言執行者の司法書士の方と松本市で協議をさせていただいて、以下のような制度とすることにいたしました。
制度名には、寄付者の中原淑子さんの名前を冠すること。そして、中原さんが教員の経験を長く持たれたということで、教員志望者を対象とする制度とすること。それを現役の学生を対象にということで創設をさせていただきます。具体的な対象としては、小学校、中学校などの教員を目指し、そうした教職課程を履修する大学に入学する方を対象といたします。そして、卒業後直ちに長野県内の小学校、中学校で教職に就くという方を対象とさせていただきます。本人または保護者が1年以上松本市に在住する、所得については世帯の年収がおよそ800万円未満を一つのめどとさせていただきます。また学業の成績、学習への意欲といったものを、松本市に選考委員会を設置して、応募された方々の中から年間で10人以内選ばせていただきます。給付額については、月額4万円、年額にしますと48万円、上限4年ということで給付をさせていただきます。在学中に教員免許状が取得できなかったり、卒業後、教職につかなかったというケースの場合には、返還をしていただくという制度です。
議会でこの条例をお認めいただいた上で、令和3年度に募集を行って、令和4年4月以降に給付を行うということです。今日は信州大学の合格発表の日でもありますが、中原さんのご遺志を松本市としてもしっかり重く受けとめて、長野県内で教員を志望する若者に対する給付型の奨学金ということで、運用をしてまいりたいと思っております。

続きまして、信州・まつもと大歌舞伎についてご報告させていただきます。


【資料3 信州・まつもと大歌舞伎】

渋谷のBunkamuraシアターコクーンの看板公演であります、渋谷・コクーン歌舞伎を、松本ならではの企画を加えて、これまで行ってきた信州・まつもと大歌舞伎ですが、2年に1回、これまで6回にわたって開催をしてまいりました。本来であれば、昨年がその年にあたるわけですが、当初オリンピックと重なるということで開催が見送られ、調整の結果、今年の6月17日から21日まで、6日間、7公演を行うことになりました。演目ですが、「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」という演目で、中村勘九郎(なかむら かんくろう)さん、中村七之助(なかむら しちのすけ)さん、尾上松也(おのえ まつや)さんなどの出演、そして演出は串田和美(くしだ かずよし)さんということで行わせていただきます。
この夏祭浪花鑑ですが、これは第1回の信州・まつもと大歌舞伎の演目で、13年ぶりに再び松本で公演を行うということです。この信州・まつもと大歌舞伎は、市民サポーターの方々の支えによってこれまでも公演を行ってまいりました。今回も、コロナ禍での大型な公演ということで、この市民サポーター、市民スタッフの皆さんの参加が成功の鍵を握ると考えております。今回は新型コロナの対策に、さまざまな取り組みが必要ですので、これまで以上の市民の皆様の参加をお願いしたいと考えておりまして、今後ホームページなどで周知を行ってまいります。
ぜひとも市民の皆様に、このサポーターとしてもご参加いただいて、3年ぶりになる大歌舞伎を、ぜひ盛り上げていただきたい、盛り上げていきたいと思っています。チケットの販売は5月15日からということで、市民の皆様には先行の抽選予約も予定しています。

もう1点は、今週末3月21日日曜日に、岳都・松本山岳フォーラム2021を開催させていただきます。


【資料4 第9回岳都・松本山岳フォーラム】

これは、毎年山をテーマに開催しているものですが、今年は「コロナ禍と山の未来を考える」をテーマに開催をさせていただきます。アルパインクライマーの平出和也さんの特別講演、そして、「新型コロナウイルス感染症と山小屋」という第一部、「世界に冠たる山岳観光リゾートを目指して」という第二部、それぞれトークセッションを行います。また、街中で山を感じていただけるようにということで、ワークショップ、まきわり体験など、感染予防措置もしっかりと取りながら、会場の信毎メディアガーデンの広場で行わせていただきます。

私からは以上です。

【記者】
市議会2月定例会の関係でいくつかお伺いしたいと思います。まず先日、新たな教育長人事について、議会運営委員会で市長が説明されました。総務部長の伊佐治氏を充てるということですが、市長部局の筆頭部長ということで、いわばナンバースリーですが、その方を今度教育長に据えるということで、今以上に市長の影響力が教育委員会に及ぶのではないかという見方もあります。改めてその市長が今回のその教育長に、伊佐治氏を任命することによってどんな教育を実現したいと考えているのか、お伺いいたします。

【市長】
私は教育分野というものは、一貫性と多様性ということが、今の局面、あるいはこれからの局面で大切だと思っています。教育は国家百年の計と言われるように、その都度その都度、方針がくるくる変わるようでは子供たちの未来に向けて決してプラスの状況はないと思っています。その一方で、これまで、ともすれば画一的で均一の公教育という在り方が、この少し前から曲がり角に来ているという認識は、国家レベルでも草の根レベルでも皆さんが感じていて、考える力、表現する力、そうしたものをどうやって子供たちにつけていくかということや、産業の在り方が大きく変わっている中で、これから生きていく力、どのような仕事をしていく力を子供たちにつけていくかということについては、さまざまな角度から取り組まれていると思います。今回、私が公教育の多様化ということ。そしてもう一つは、学校を地域や社会により開いていく、そういうことが必要だと考えて、大きな教育の方向性を進めていきたいと思っている中で、従来の教員OBの方がそのまま継続するような在り方ではない方がいいのではないかということが、今回の人選にあたってはベースとなりました。そういう意味で、幅広く教育長の人事は考えようということでこれまで検討をしてきたつもりです。そうした中で、最終的に今の総務部長の伊佐治裕子(いさじ ひろこ)さんを推薦させていただきました。伊佐治さん自身の経歴は、市役所の職員としてはかなり異例といいますか、教育委員会の経歴が半分以上を占めるという経歴をお持ちです。それは、やはり教育に一定以上の知見を有しているということは私にとって、人事のポイントでもありましたし、市役所の中で、そうした事を体現できる方は他にはいらっしゃらなかったなと思います。
また、一方で市役所、市長部局と教育委員会とが、車の両輪として、しっかりと連携を取って進めていくことがこれもまた非常に重要な状況になっていると思います。例えば、今年度から来年度にかけて進めているGIGAスクール構想などを始めとしたハード面での整備。また、教職員の方々が、日々子供たちを教えるということに集中していただくためにも、学校現場においての庶務的、総務的な仕事の整理といったようなこと、さまざまな面で教職員以外の担う部分というものも大きいなと認識をしておりました。そうしたことを総合的に考えて、今回、伊佐治総務部長を任命させていただこうということになったわけです。

【記者】
2月定例会ですが、目下委員会審査が行われており、来年度の当初予算については議会が予算特別委員会を設置し、今分科会の方で議論が進められています。まだ途中ではありますが、先週分科会の多くの部分がありまして、その中で17日の全体会に総括質疑をしたいということで集約が5件ほど、聞き及んでいるかと思うのですが、例えば地域づくりですとか松枯れの防止、あるいは組織再編やアルプス公園へのキャンプ場の設置などについて、総括質疑を聞いてから判断したいというような意見が出ています。まだ少し腑に落ちないというような部分かと思うのですが、総括質疑が5件ほどあがっていることへの受け止めと、市長の全体会にどう臨むかという部分のお考えをお聞きしたいと思います。

【市長】
今回、市議会の皆さんが、市長が変わり、そしてかなり方針の見直しを私自身掲げていますので、それも踏まえて、しっかりと審議をする必要があるという認識のもとに予算特別委員会を設置されたと認識をしています。従来のやり方よりもより時間をかけて、内容について吟味をした上で、賛否を判断していくということが、その設置の狙いであったと思いますので、当然ですがこの総括質疑という今回の形が、特別委員会設置のかなり大きな部分を占めていたのだと私自身は受け止めていました。ですので、今回、これまで1年間さまざまな場面で議員の皆さまとも、議論をしてきたポイントについて、改めて予算を採決するにあたって、市長から意見を聞きたいという場が、あさっての総括質疑であり、それは本来あるべき市長と議会の在り方を表しているのではないかなと受け止めています。報告を受けた中で、それぞれ委員会、分科会では課長ないしは部長が答弁をしているわけですが、内容的に十分踏み込めていなかったところも多々あると聞いています。私自身が自らの言葉で、改めてそれぞれの事業について、その狙い、経緯、目的といったことについてきちんとご説明させていただきますし、それは、議会の皆さんを通じて市民の皆さんにご理解をいただくということですので、しっかりと取り組んでまいりたいと思っています。

【記者】
半月後に迫った中核市の関係でお伺いしたいのですが、取材の中で聞いてみると、市民の方は中核市に移行するというのは知っていても、中核市ってどんなところだとかそういうことはまだ理解が深まってないという声が聞かれたのですが、市民への周知、その方法、どういうものが今考えられるかというのは。

【市長】
移行があと半月余りに迫りましたので、今ご指摘のような市民への周知についてはこれからさらに力を尽くしていかなければいけないと思っています。直ちに、県が今までやっていた方針を市が変えるような形で権限行使をするということは、現状ではございません。ですので、やらなければいけないことは、保健所の設置を中心とした保健衛生部門の窓口がどういう窓口に変わるのか、あるいは変わらないのか、そしてその連絡先はどうなのかということが、周知をしなければいけないポイントだと思っています。ご指摘の、そもそも中核市って何だかよくわからないという部分については、この制度そのものが、これも繰り返し申しあげてきましたが、保健所の設置、それにまつわる保健衛生分野の権限移譲以外に、大きく市民の皆さんに直接的に影響をする部分が現状ではあまりないということがございます。基本的には今まで県がやってきたものを市が引き継ぐという形ですので、それが一体どこで行われるのかということを、この窓口、連絡先をしっかり市民の皆さんに、4月1日から戸惑うことのないように広報まつもと4月号でもそのことを周知させていただきます。また、ぜひ市民タイムス、信濃毎日新聞といったメディアに取り上げていただけるように、またこれからあと残り半月、事務方としっかりと詰めて情報提供をしてまいりたいと思っています。

【記者】
関連で、前回質問した時に中長期的に見れば保健師の数が増えるので保健業務がかなり向上するということをおっしゃられたのですが、取材で行くと、職員の方がいろいろな保健所に20人くらい、他の市や県にも派遣されてというので、職員の方がより身近に市民にサービスできるのではないかというのが中核市の将来的なメリットかと思うのですが、その職員の部分で、中核市に移行することで市長として期待すること、メリットはどうお考えですか。

【市長】
今ご指摘のあった、現状の新たにできることのコアとなる部分は、保健師をはじめとした、保健衛生部門の専門家、人員の拡充ということが、ベースとして大きいものだと思っています。これをどのように、それぞれの地域での対応に当たっていただくか、あるいは、まだまだ県との連携という部分もあって、そうしたことを、新型コロナウイルスの対応も含めてどのように進めていくかということは、4月1日から段階的に進んでいくことになると考えています。そのときに、意識をしっかりと持ってあたりたいと思っていることは、妊娠、出産から高齢者の介護までの、松本市民のライフサイクルを、松本市保健所がしっかりとサポートできるそうした仕組みづくりだと思っています。
前の市長が掲げた、健康寿命延伸都市という旗印をさらに充実、そして新たに発展させていくということをベースに、この新しい保健所をしていかなければいけないと考えています。

【記者】
冒頭でご案内いただきました、信州・まつもと大歌舞伎の関係で、コロナ禍における一つの明るい話題だと思いますが、6月の信州・まつもと大歌舞伎に寄せる期待を一言いただけますか。

【市長】
新型コロナウイルスとまだまだ向き合っていかなければいけないわけですが、今年は東京オリンピック、パラリンピックの開催、これはまだ不透明な部分が残っているわけですが、松本としても去年できなかった、信州・まつもと大歌舞伎、セイジ・オザワ松本フェスティバル、松本マラソンといった、これまで取り組んできた文化、芸術、スポーツといったイベントは、コロナ禍であればこそ、市民の皆さんと一緒に盛り上げていくことが非常に大切だと考えています。信州・まつもと大歌舞伎についても、演目を初回と同じ演目でやるということも、故 中村勘三郎(なかむら かんざぶろう)さんが、なぜ松本でコクーン歌舞伎ということを始めたのか、そして、そのことが私たちの文化、芸術ということの誇りの一つとしてこれまでつながってきたということにも思いを致しながら、ぜひとも、市民の皆さまとともに盛り上げていけたらと思っています。
【記者】
定例会の関連でお伺いしたいです。この間の一般質問でも出ていたと思うのですが、地域づくりセンターが絡む組織改編の関係で、一部の市議会議員の方から地域づくりセンター、地区の公民館、そして福祉ひろば、3者3様が独立しながら地域づくりを支えてきたという松本の特質について、今回の組織改編といえば、例えば地区の公民館の館長さんがセンターを併任するというような仕組みの中で、従来の松本らしさが維持できるのかという懸念が示されていました。市の方からは、地域づくりを一体的に進めていくんだということで説明があったところですが、市長自身、地域づくりセンターと公民館と福祉ひろばが、それぞれ独立しあって支えてきた松本の特質を、今後どうやって引き継いで、あるいは4月以降に、そういう特質が損なわれることがないのかどうか、その辺りのご見解をお伺いできますか。

【市長】
これは、一般質問でも答弁させていただきました。ともすれば、二項対立かのような受け止め方をされているとすれば、私の説明が十分届いてない、あるいは不足しているのかもしれません。もともと、この3つというのは、一体的にまちづくりに取り組んでいくことが目指されているものです。第2次松本市地域づくり実行計画の中にも、改めて読み上げさせていただきますが、「地域づくりセンターの地域振興機能を中心に、公民館の学習機能、福祉ひろばの地域福祉機能を一体的に機能させることで、より効果的な地域力の向上と地域課題の解決を支えていく体制を整備する」と。これが、第2次松本市地域づくり実行計画、前の市政の中で掲げられている、基本的な考え方です。つまり、一体的に地域づくりに取り組むことの必要性は、もともと地域づくりセンターというものを前の市政で設置したときから、目指されてきたものです。もちろん、一体的と言っても、距離感とか、あるいはそのときの連携の在り方といったものには当然幅があって、どのような在り方が望ましいのかということについて、見解に差があることは、この間の議論の中でも見えていることだと思っています。私としては、そうした基本的な考え方の上に立って、是正すべきところは是正するということの中で、今回の提案をさせていただきました。
先ほど具体例として、公民館と地域づくりセンターの職員を併任する体制と。これも、第2次松本市地域づくり実行計画で盛り込まれていることです。今回、それを、より明確にということをさせていただきました。現状、私が、ここは非常に変えたほうがいいなと思ったことの一つは、地域づくりセンター長が、公民館長補佐という立場で併任になっていたことです。この3つの組織といいますか、在り方の中で独立性を保ちながら、取りまとめは誰がやっていくのかということになったときは、やはり地域づくりセンター長という位置付けが、先ほどの第2次松本市地域づくり実行計画の中にも「地域づくりセンターの地域振興機能を中心に」と書き込まれているように、そこは地域づくりセンター長が独立性を保つ中で、コーディネーター役をしっかり担っていくことが必要だと考えました。
ですので、それが逆転しているような、いわばねじれているようなものは、解き放つ必要があるなと、そういったことが一つありました。さらに今回、私がずっと申しあげてきた、住民自治を充実強化する、そのためにはできるだけ地域拠点に人員、権限、予算を段階的にではありますが、シフトしていくことが、これからの松本のまちづくり、地域づくりには必要であろうという認識のもとに、モデル地区を設定して、これまでの地域づくりセンターへ拠出する予算を拡充させていただきました。こうしたことを進めていくにあたって、地域づくりセンター長という位置付けがしっかりすることは不可欠であり、公民館が学習機能としての独立性をしっかりと担保させること。これは、しっかり両立させながら進めていく必要があり、そうしたことを、これからも機会を捉えてご説明をし、これから実践の場になるときに、そうしたことを現場の皆さんとしっかりと考えながら取り組んでまいりたいと思っています。

【記者】
信州・まつもと大歌舞伎の件で、先ほどコロナ禍での開催ということで、市民の方の協力がより必要になるということを市長はおっしゃっていたと思いますが、定員のようなものは、いつもに比べると減らすのか。また、例年開催してきた、お練り行列や登城行列のようなものは実施する予定かをお聞かせください。

【市長】
まず、定員については例年通りです。現在、さまざまな公演が行われていますが、マスク着用、手指消毒、そうしたものを徹底しながら、感染予防ということではリスクを抑えた公演が行われてきています。基本的には、この歌舞伎についても、そうしたことを徹底して、キャパシティとしては従来どおりで行うということです。
一方、それに付随するイベントですが、お練り行列やそば振る舞いといった、そうしたイベントがあるわけですが、こうしたものについては、まだサポーターの皆さんの状況もこれからですし、現段階では検討中ということです。

【記者】
今回の演目は、非常に大掛かりな演目だと思います。初年度の公演では、市民キャストの方がかなりの数参加されたと思うのですが、その辺りは募集する予定はあるのでしょうか。

【市長】
サポーターではなく、市民キャストとして出演する方ですか。

【記者】
 はい。

【市長】
現段階で、市民キャストの募集ということは想定していません。これについては、改めて主催者サイドと確認させていただきたいと思います。

【記者】
そうすると、コロナ禍での開催、現時点で取れる対策としては、人数は減らさないけれどもマスクの着用や手指消毒ということで、歌舞伎の特徴として会場で飲食ができるということがあると思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。

【市長】
これについては、会場での飲食は行わないということで、桟敷席などのセッティングの仕方も、今回は桟敷の形ではなく椅子形式にするなどして、飲食の提供は行わないということで検討しているところです。

【記者】
別件でお伺いしたいのですが、今回の春の大規模な庁内の組織改編の関係で、取材をしていると、庁内の職員から戸惑いの声や懸念が一定数聞こえてくるような状況もあります。改編の結果ではなく、市長の狙いや意図のようなものが、現場にどのように通達されているのかをお聞かせください。

【市長】
16年ぶりに市長が変わりましたので、非常に大きな規模の組織改編を予定しています。当然、今までの在り方に慣れ親しんできた人が多いわけですので、戸惑いということは、当然一定程度あると思っています。最終的な決定は、3月19日の議会でご了承をいただくことを経てということになりますので、人事の内示も議会の決定を経て、その翌週という予定です。ですので、短い期間にはどうしてもなってしまうのですが、そこから10日間、4月1日のスタートまでの間に、しっかりと部課長、そこから全職員の皆さんに、組織改編の狙いとそれぞれの役割というものの周知を徹底してまいりたいと思っています。

【記者】
今のことに付随してお伺いしたいのですが、もうすぐ市長が就任1年になるということで、この間に以前より多事争論ということを掲げて、庁内でも年齢や肩書きに関係なく、活発な議論の中で企画立案や政策の遂行をしていきたいというお考えであると受け止めているのですが、現場の取材をしていると、なかなか現実にはそうなっていないのではないかと受け止められることがあります。
その上で伺いたいのですが、庁内でのコミュニケーションはどのような形で取っているのか。また、普段留意しているようなことがあるのか、その辺りをお聞かせください。

【市長】
ご指摘のように、十分でないところは多々あると思います。また、職員それぞれの立場、2,000人におりますので、これも受け止めはさまざまだなと思います。当面、何と比較するかということで、前の市政と比べてどうだということが問われることだと思いますが、今度の組織改編、人事というものが、私にとっての、いわばスタートという位置付けにもなると思っています。1年間、市役所という組織に入ってみて、対議会も含めてですが、従来の慣行と独自性というもののバランスも取る必要があります。また、そうした中で、今ご指摘の多事争論、あるいは談論風発、ものの言いやすい組織を実現していくということは、私のみならず組織運営を行う人間にとっては必須の課題だと認識していますので、そうしたことを新体制のもとで取り組めるように、しっかりと心掛けていきたいと思っています。

【記者】 
新型コロナウイルスの関係で、最初のグラフのことで伺いたいのです。今は、数週間落ち着いているような状況だと思うのですが、その中でもこういうグラフを示されて、市長会見の冒頭で情報発信するという姿勢を示し続けられている、その思いについて伺いたいです。

【市長】
12月末から年明けにかけて、急拡大というものを松本市は経験しました。それまで比較的、他の自治体に比べて落ち着いた状況が続いていたにもかかわらずといいますか、そうであるが故にかもしれませんが、急拡大ということを経験したわけです。全国的な認識として収束という、これは収める、束ねるの「収束」としても、まだまだ何度も山はこれから来るだろうということを、皆さんも認識しています。ですので、このことは常に自分が状況を真正面から見つめていきたいということの表れでもありますし、市民の皆さんにも、新型コロナウイルスとともに、まだまだ歩んでいかなければいけないということを少しでも共有してもらいたいということがあります。
その上で、先ほども申しあげましたが、このグラフを見ていただくと分かりますが、県内という意味では、また10人ぐらい感染確認が行われつつあります。変異株に置き換わるということは、ある程度がまたリセットされるということが疫学的な意味から考えればあるので、当然ゼロに押さえ込み続けることはできない。また、一定程度、感染は確認されていくと。ここに来て、首都圏の動きにも報道で接すれば、非常に予断を許しませんので、これからも市民の皆さんには新型コロナウイルスとともにという意識を持っていただくために、続けてまいりたいと思っています。

【記者】 
昨日(3月14日)、乗鞍岳で雪崩が発生して、登山客の方が巻き込まれる事故が起きました。市長は、松本山岳リゾートとして発展させたいということもおっしゃっていて、この事故への受け止めと、市民や外からいらっしゃる方への注意などあったらお願いします。

【市長】
昨日、ちょうど自宅にいた時に、NHKの昼のニュースのトップで速報という形で流れました。ヘリコプターの映像で、現場を映していた生中継の映像でした。昨日は非常に天気がよかったということで、山岳スキーを予定した方々がスキーに行かれたということですが、天気の良さは、裏を返せば雪崩のリスクが高まるということで、実際雪崩注意報も出ていたわけです。山の楽しさや美しさと山の怖さというものは、表裏一体です。そのことを、今回の事案も表していると思います。私たちの呼び掛けとしてもそうですが、松本の山を利用していただく方々には、改めて天候や山の状況に細心の注意を払って、山を楽しんでいただきたいと思います。

【記者】
信州・まつもと大歌舞伎の件で、先ほど、定員に関しては例年どおりというお話がありましたが、そうすると座席は皆さん隣同士で座っているというようなイメージですか。

【市長】
先ほどの桟敷席の部分や前列のところを少し空けるというような、そうした工夫はしなければいけないと伺っていますが、基本的に、全体的な座席は一席空けるというような対応は取りません。基本的には、隣同士で座っていただくような形で行います。

【記者】
芸術館などを使用している公演などでは、一席空けたりする対応を、最近は取っていたかと思います。市長は、マスク等での感染対策をすることで、防止策になるというお考えだと思ったのですが、少し心配される方もいるのかなと思います。その辺りはどうでしょうか。

【市長】
確認しなければいけない部分もありますが、土曜日(3月13日)に芸術館の小ホールで、小さなコンサートに行ってきましたが、席は一席空けずに座る形式でやっていました。基本的に、今は、一席空けるという対応はとっていないのではないかなと思います。少し確認させていただきますが、いずれにしても、基本的にそのリスクは、今のさまざまな取り組みの中で大丈夫だという認識で行わさせていただきたいと思います。

【広報課長】
以上で市長定例記者会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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総合戦略局 秘書広報室
〒390-8620 長野県松本市丸の内3番7号(本庁舎2階)
電話:0263-34-3200 FAX:0263-35-2030

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