生きがいの仕組みづくり
ページ番号:747-271-766
更新日:2017年3月31日
松本市では「健康寿命延伸都市・松本」を基本理念とした「生きがいの仕組みづくり」を進めています
「生きがいの仕組みづくり」とは
「健康寿命延伸都市・松本」は、平成26年、「美しく生きる。」を加えて、「美しく生きる。健康寿命延伸都市・松本」に歩みを進めてきました。
この「美しく生きる。」という言葉には、人それぞれが「美しい」と思う生き方を、この松本で全うしてほしい。さらには、先人が築き守り育ててきた、「すばらしいまち松本」に暮らす誇りを持ち、また、次代に引き継いでいく責任を持って、まちづくりに参画していただきたい。そうした願いと決意を込めています。
平均寿命から健康寿命へ、「量」から「質」へと価値観の転換が進む現在は、まさに、「美しく生きる。」ための「生き方」が問われる時代と言えます。そこでは、それぞれのライフステージにおいて、人生の目標となり、生きる力の源泉となる「生きがい」を持つことが大切です。
すべての市民の皆さんが、「命の質」や「人生の質」を高める「生きがい」を見出すことができるまち。また、生きがいを持てる手段や場を得られ、将来にわたり持ち続けられるまち。さらには、人のため、社会のために尽くすことを、生きがいとして感じられるまち。
市民の皆さんに、「このまちで生きていく」と思っていただける、そのようなまちをつくっていくことが、「生きがいの仕組みづくり」です。
「生きがいの仕組みづくり」を進めるために
松本市では、「生きがいの仕組みづくり」を、平成27年度に策定した「『健康寿命延伸都市・松本』地方創生総合戦略」の基本目標に掲げ、人口減少や地域経済対策の分野で先行して取り組んでいます。
また、平成28年度に策定した第10次基本計画では、物質的な豊かさだけでは満たされることのない「心」が満足できる成熟型社会の実現に向け、基本構想2020に掲げる6つのまちづくり全ての分野を対象として、「健康寿命延伸都市・松本」をさらに前進させる「生きがいの仕組みづくり」に、市民や民間の皆さんと共に取り組んでいきます。
基本目標と重点施策
基本目標1 「健康」を切り口に、雇用の創出や人・投資・情報の集積を目指します
重点施策1 産業・医療産業の創出・育成
- 健康関連企業等の誘致
- 松本ヘルス・ラボの支援と生活支援関連サービスの創出
- 健康・医療産業や健康づくりに関する情報の循環創出と世界に向けた発信
重点施策2 高次広範の観光戦略
- 超広域観光「ビジット3」の推進
- 広域観光「北陸・飛騨・信州3つ星街道」の推進
- 信州まつもと空港の利用促進
- 外国人観光客受入環境の整備(松本の国際化の推進)
- 近隣自治体との観光誘客連携の推進
基本目標2 「松本ならでは」の資源と魅力を戦略的に発信して、地域経済の発展につなげます
重点施策3 松本産品のブランド化
- 松本野菜の戦略的な販売促進
- 松本の特産品のブランド化、販路拡大
- プロスポーツによる地域活性化
重点施策4 新しい働き方・雇用の創出
- 地域づくりインターンシップ戦略
- 女性や若者をターゲットとしたI・J・Uターン支援と新しい働き方の創出
- 産業の担い手育成支援
- 移住・二地域居住の推進
- 本社等の企業誘致
基本目標3 若い世代や子育て世代が、多様な生き方を選択できる社会を育みます
重点施策5 子どもが生まれ健やかに育つ環境づくり
- 守り支える松本地域でのお産
- 妊娠・出産の希望に寄り添う支援
- 子ども・子育て支援の充実
- 結婚に向けた支援
重点施策6 コンパクトな都市と賑わいの創出
- 次世代交通の推進と市街地活性化
- 城下町としての多様な空間の整備
基本目標4 超少子高齢型人口減少時代においても地域が生きる、成熟型社会の都市基盤づくりを進めます
重点施策7 再生可能エネルギーを活用した暮らしと経済の活性化
- 再生可能エネルギーの導入促進
- 再生可能エネルギーを核とした産業の創出
重点施策8 成熟型社会の都市基盤づくり
- 地域力を育むまちづくりの推進
- 地域で支え合い、完結できるケアシステムの構築
- 地域での健やかな暮らしのバックアップ
市民とともに取り組む「生きがいの仕組みづくり」
幅広い世代とつながりながら、そっと地域を支えていくことも、生きがいのひとつです。市民の皆さんがお互いに学び合い、助け合いながら、住んでいてよかったと思えるような松本のまちづくりを市民の皆さんとともに進めています。
広報紙「広報まつもと」 生きがいの仕組みづくり
テーマ:地域で支え合うしくみづくり
- 「ちょっとしたお手伝いから」 中央地区福祉互助会町会福祉推進員 小笠原 友信さん
- 「絆とつながりがあれば」 並柳団地町会 町会長 青木 健太さん
テーマ:「松本古城会」役員に聞く
- 「気持ちのいい仲間たちと」 婦人部長 久根下 三枝子さん
- 「ここにしかない誇りと感動」 会長 田中 荘太さん
テーマ:見守り、支える民生・児童委員
- 「地域に寄り添って」 安原地区 草深 邦子さん
- 「幅広く地域の課題へ」 入山辺地区 平林 八郎さん
テーマ:身近な地域を支える町内公民館長
- 「大切なのは地域のつながり」 鷹匠町公民館 箕輪 徹朗さん
- 「公民館居酒屋『おれんち”』で乾杯」 島立大庭公民館 藤森 喜久代さん
テーマ:「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」ボランティアスタッフに聞く
- 「熱い思いを次世代に」 OMFコンチェルト運営委員 福澤 崇浩さん
- 「学都を支える誇り」 OMFコンチェルト運営委員 小原 里香さん
テーマ:第2期地域づくりインターン生
- 「今しかできない体験」 新村地区 一色 美月さん
- 「みんなで地域を元気に」 芳川地区 伊藤 実沙子さん
テーマ:多文化をつなぐ
- 「心のご近所さん」に 松本日本語カフェ「Mカフェ」 鶴賀 幸さん
- 「日本の文化も伝えたい」 中央公民館 日本語講座 松本 りかさん
テーマ:里山の達人に聞く
- 「山と共存する文化を」 寿さと山クラブ 白川 良昌さん
- 「先人の志を次代へ」 牛伏鉢伏友の会 加藤 輝和さん
テーマ:まちなかの若手に聞く
- 「大切なのは関係づくり」 カフェあげつち 濱 由佳子さん
テーマ:松本城のボランティアガイドに聞く
- 「お礼の手紙や写真が宝物」 松本城案内グループ 林 喜代子さん
- 「仲間に会えることが楽しい」 アルプス善意通訳協会 田中 陽子さん
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